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[ニュース]2018.8.5
「Krush.91」8.5(日)後楽園 スーパー・ライト級タイトルマッチは王者・中澤純の返り討ちか? 挑戦者・篠原悠人のリベンジか?「僕が勝ちにこだわる試合をすれば自然にKOになる」(中澤)vs「勝ちにこだわって試合をする」(篠原)
    
 8月4日(土)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホール「Krush.91」の前日計量・記者会見が行われた。
 明日のダブルメインイベント第1試合はKrushスーパー・ライト級タイトルマッチ、王者・中澤純が2度目の防衛戦で挑戦者・篠原悠人を迎え撃つ一戦だ。今回、約1年ぶりのKrush参戦かつ防衛戦となる中澤は「明日は防衛戦なんですけど気負うことなく、篠原悠人を倒すことだけを考えて頑張ります。計量で(篠原と)向かい合った時に身体も見てないし、特に気にしていなかったです」と必要以上の緊張はなし。

 中澤と篠原は昨年2月の第5代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント準決勝で対戦しており、この時は中澤がKO勝利を収めている。その後、篠原は5連勝でタイトル挑戦まで辿り着いたが、中澤は「僕が以前戦った時からパンチも早かったし、強いところは強かった。あれから試合運びが少し上手くなったと思いますが、あんまり気にならないかなと思います」とキッパリ。

「僕も篠原選手とやったあとに何戦かやりましたけど、どれもハードな試合でみんな強い相手で、緩い試合は一個もなかった。デカい試合にも出たし、過去の試合全て大切な試合だったので今回が(特別)ということはない」とあくまで平常心のまま「KOばっかり狙わないで、勝ちにこだわる試合をする。僕が勝ちにこだわる試合をすれば自然にKOになる」と自然体でリングに立つつもりだ。

 一方、リベンジと王座奪取がかかった試合に臨む篠原は「計量で見た中澤選手はやっぱりゴツいなと思いました。今回、減量も上手くいって過去一番追い込めました。明日はしっかり勝ってベルトを巻きたいと思います」と挨拶。

「去年2月に中澤選手に負けてから色々と考えました。あれから5戦して、色んなタイプとやって試合でしか得られない経験があった。僕自身も試合運びは上手くなったと思う」と中澤戦以降の5連勝を振り返り、「明日は今までの試合以上に勝ち負けが大事やと思うので勝ち方ではなくて、勝ちにこだわって試合をする。明日ようやく今まで応援してくれた人や指導してくれた人にベルトという形を見せられる。しっかりベルトを巻きます」と初の王座戴冠へ闘志を燃やした。

 王者・中澤が返り討ちでベルトを守るか? それとも挑戦者・篠原がリベンジと王座奪取を果たすか?
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