ニュース
[ニュース]2018.8.13
「Krush.93」9.30(日)後楽園 スーパー・フェザー級屈指の実力派が1年振りの再戦!安保璃紅「もっと強い選手をぶっ倒していきたい。こんなところで負けられない」vsレオナ・ペタス「この1年、本気で安保選手に勝つために出来ることをやってきた」
    
 8月10日(金)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、9月30日(日)東京・後楽園ホール「Krush.93」の第2弾対戦カードが発表された。
 安保璃紅とレオナ・ペタス。昨年5月に第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント決勝戦で戦った両雄が1年の時を経て再び激突する。

 安保は昨年のレオナとの王座決定戦に勝利してベルトを手にするも、初防衛戦で郷州征宜に敗れてキャリア初の黒星を味わい、ベルトも失った。その後、兄・安保瑠輝也と共に「team ALL-WIN 」を立ち上げ、約9カ月振りとなった再起戦で覇家斗から判定勝利を収めた。一方のレオナは安保に敗れて以降3連勝と波に乗り、前回の試合では中国の強豪・ジャオ・チョンヤンを激闘の末に2RKOで下して存在感を見せつけた。

 会見で「中国人選手との試合(ジャオ・チョンヤンにKO勝利)も流石だなと思った」(安保)、「すごく上手で速い。何でも出来る選手という印象が一番強い」(レオナ)と互いの実力を認め合った両者。

 質疑応答で前回の対戦時との違いを問われると安保は「あの時は負けを知らなくてイケイケって感じだったんですけど、1回そこで出鼻を挫かれて、負けを知って自分自身、人として強くなれた」と精神的な成長を挙げ、レオナも「僕も7連勝してて、英雄伝説のベルトも獲ってイケイケな感じだったんですけど、あそこで負けて周りの人への感謝とか、支えてくれる人のありがたみとか色々と感じて、人として成長することが出来た」と口を揃える。

 しかしレオナが「僕は60kgで一番強いのは安保選手だと思っている」と安保を称える一方、安保は「レオナ選手は確かに強い。でも一番ではない。僕はもっと強い選手をぶっ倒していきたいので、こんなところで負けられない」と返り討ちに確固たる自信をのぞかせた。

安保璃紅
「7月のKrushも見させてもらってて(レオナと試合が)組まれるんじゃないかと思っていて、やっぱり来たかという印象でした。そこから気持ちを切り替えて、勝つために練習を練り直して、今までとは違うスタイルで戦っていけたらなと思います。

(前回戦った時の印象は?)この前の中国人選手との試合(ジャオ・チョンヤンにKO勝利)も見させてもらったんですけど、流石だなと思います。レオナ選手と前回やった時は、足を怪我していて全く蹴れませんでした。今回は蹴りも出せる万全の状態で試合を出来るってことが楽しみです。蹴りがある分、前回とはまた違う展開になっていくんじゃないかなと思います。

(前回と比べてどこが成長した?)あの時は負けを知らなくてイケイケって感じだったんですけど、1回そこで出鼻を挫かれて。負けを知って、自分自身、人として強くなれたんじゃないかなと思います。そういうところも見て欲しいですね。

(今回の試合でどんな勝ち方をしたい?)レオナ選手から僕が一番スーパー・フェザー級(-60kg)で強いと嬉しい一言いただきました。レオナ選手は確かに強いですが、一番ではないと思っています。僕はもっと強い選手をぶっ倒していきたいので、こんなところで負けられないというのが正直なところです。さらにパワーアップして帰ってきます。

(ファンの皆さんへのメッセージは?)僕も1年間でベルトを獲ったり失ったりして、負けを知ったことが大きな節目だったと思います。それから自分がやってきたことが、この試合でしっかり分かると思うんで、ぜひそこを見に来てください」

レオナ・ペタス
「僕が7月22日に中国のジャオ・チョンヤン選手をKOして、リングで言った(過去に負けた相手ともう一回やりたい)ことを叶えてくれたKrushさん、対戦を受けてくれた安保選手ありがとうございます。昨年の5月28日に安保選手に判定で負けてるんで、次はもうない、2度負けたら終わりだと思うんでm必ずここで勝ちたいと思います。

(前回戦った時の印象は?)すごく上手で速い。何でも出来る選手だなという印象が一番強いですね。それからどうして負けたのか考えたし、今年6月の試合(安保が覇家斗に判定勝利)を見させてもらっても、やっぱり強いなという印象ですね。

(前回と比べてどこが成長した?)前回やった時は僕も7連勝してて、中国『英雄伝説』のベルトも獲ってイケイケな感じだったんですけど、そこで負けて。そういうところで周りの人への感謝とか、支えてくれる人のありがたみとか色々と感じて、人として成長することが出来ました。そういうものがつながって、12月、4月、7月と良い感じてきているのかなと思います。

(今回の試合でどんな勝ち方をしたい?)僕はスーパー・フェザー級(-60kg)で一番強いのは安保選手だと思ってるんで。9月のオファーが来た時にちょっと早いかなと思ったんですけど、うちのトレーナーが今年中に僕にベルトを獲らせたいってことで、それだったらと思って受けました。

(ファンの皆さんへのメッセージは?)1年間、僕はただ遊んでたわけじゃなく、本気で安保選手に勝つために出来ることを全てやってきました。1年間でどれだけ僕が変わったのか、期待して見ててください」

 安保がレオナを返り討ちにして自身の成長ぶりを見せるのか? それともレオナがリベンジを達成し、念願のベルトに近づくのか?
トップページへ戻る