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[ニュース]2018.9.3
“ムエタイ育ちのハードパンチャー”優谷、ゲーオやゴンナパーに追いつきたい!「聖選手とパンチで打ち合って気持ちが強くなれたと思います」
    
 9月2日(日)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、東京・新宿FACE「KHAOS.6」の一夜明け会見が行われた。
 昨日の大会では<KHAOS ROYAL/スーパー・フェザー級>に出場し、2Rに宣言通りの左ストレートで聖をKOした優谷。MVPに選出されて【AbemaTVボーナス】10万円も獲得し、意気揚々かと思いきや…一夜明け会見では「勝てて今はほっとしてるんですけど、めっちゃ蹴りを練習してたのに全然出せなくて。勝った後にトレーナーに頭を叩かれて、もっと蹴れば1Rで終わったと言われました」と試合内容に反省しきり。

「1Rの最初にストレートが当たるなと思ったけど、緊張し過ぎて自分の動きが出来なくて。1Rが終わる頃にやっといい感じに興奮してきて『いけるな!』と思いました。良い勝ち方ではないけど倒せて良かったです」とKOまでの流れを振り返りつつ「トレーナーに『あんなに蹴りを練習したのに何でちょっとしか蹴らないんだよ!』という感じでめっちゃ怒られました(苦笑)」とジムのトレーナーに相当絞られたことを明かした。

 見事AbemaTVボーナ&MVPを獲得したことについては「まさか自分とは思ってなくてびっくりしました」と語り、2月にKrushで西京佑馬に敗れてから課題としていたメンタル面については「少しは気持ちの強さを出せたと思います。あそこで聖選手もパンチで来てくれて打ち合うことが出来て、自分的にも気持ちが強くなれたと思う。すごく楽しかったです」と手応えがあった様子だった。

 会見に同席した宮田充プロデューサーも「優谷くんはタイと日本のハーフで、ムエタイジムということもありますけど佇まいがムエタイ選手のような雰囲気がありますね。勝った試合をすべてKO(8戦6勝6KO)で飾っているというのは持ってるというか、倒し屋なんだなと思います」と優谷を賞賛。

 優谷自身は6勝6KOという戦績については「試合前はいつもネガティブになっちゃうんですけど、試合になると絶対に当てれば勝てるという気持ちになります。拳がずっしり当たる時はパンチで倒せるなって時ですね」と語る。

 さらに宮田プロデューサーから賞金10万円の使い道を聞かれると「自分はてっきり目録の中に現金が入っていると思っていて、みんなでご飯に行って奢るつもりでした(笑)。で、むっちゃウキウキしながら目録を開けたら中身が入っててなくて…そういえば賞金は振り込みだって言ってたなって思い出して、最終的にみんなで割り勘しました(笑)」と天然振りを発揮したエピソードで会場を和ませた。

「僕はWSRフェアテックス西川口所属で支部が違うんですけど、三ノ輪に行ったらゲーオやゴンナパーがいて、そういう人たちの練習を見ていると、全然自分はまだまだなんだなって実感します。それに少しでも追いつけるように頑張ろうと思います」とK-1、Krushで活躍する偉大な先輩たちの背中を目標に掲げた優谷。

 最後に「昨日はありがとうございました。次の試合もしっかり勝てるように準備して、(今度は)減量もしっかりやって、万全の状態でやったら速攻で勝てるんで。楽しみにしておいてください」ファンへメッセージを送った。

 かつてKHAOSでMVPを獲得した選手たちのように、ムエタイ育ちのハードパンチャー・優谷の躍進がここから始まる!
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