ニュース
[ニュース]2018.9.6
「K-1 WORLD GP」9.24(月・休)さいたま K-Jee、初代クルーザー級王座決定トーナメントで上原誠に引導を渡す!「しっかり上原選手を倒して『もうお前より強いやつは育っているんだよ』ってことを分からせて引退してもらう」
    
 9月5日(水)東京・K-1ジム恵比寿にて、9月24日(月・休)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜初代クルーザー級王座決定トーナメント〜」の[K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R]でブライアン・ミクグラスと対戦するK-Jeeが公開練習を行った。
 今大会から新設されたクルーザー級での戦いに向けて「コンディションは順調です。今までスーパー・ウェルター級(-70kg)とヘビー級しかやったことがないんで、クルーザー級(-90kg)でどうなるか分からないけど、今までよりもいいパフォーマンスが出せると思います」とK-Jee。

 現在の体重は96kgで、試合までに6kgの減量があるが「6kgだったら一日で落ちると思う」と問題なし。「ヘビー級のときは100kg近くまで体重を増やしたんですけど、身体が重くて動かなかったんですよね。今は96kgくらいなんですけど、動ける身体に仕上げていきます」と続け、公開練習ではパンチからのヒザ蹴り・ミドル・ハイキックのコンビネーションを繰り出していく。

 ヘビー級時代との違いについて聞くとK-Jeeは「全部が上がりましたよ。身体の使い方という部分でも無駄な動きがなくなったし、今までと比べて手応えはありますね。あとは気持ちですね。ヘビー級では『どこまでいけるかな?』って気持ちだったのが、クルーザー級は『絶対にいけるぞ!』って気持ちです」と断言。

 他のトーナメント出場選手について聞いても「強いて言うなら上原誠選手の一回戦の相手(ブバッカ・エル・バクーリ)が強いかなとは思いますけど、メンバー的にも怖い選手はいない」と言い切り「対戦相手の対策をしている間は自分自身が成長しない。トーナメントは1日3試合だから相手に合わせた練習をするより、自分の課題を一個一個クリアして自分のスキルを上げる方がいい」と対戦相手云々ではないレベルの強さを身につけると強気な言葉を残した。

 長らくK-1の重量級をけん引してきた上原誠が「今回のトーナメントで優勝できなかったら引退する」と進退をかけてトーナメントに挑むことを表明している。昨年11月の初代ヘビー級王座決定トーナメントで上原を挑発していたK-Jeeは「(上原とは)やりたいですよ。僕とやって負けて引退してもらいたい。前に上原選手が『自分に続く若い選手がいない』と言っていましたけど、そんな心配しなくてもいいように、僕がしっかり上原選手を倒して『もうお前より強いやつは育っているんだよ』ってことを分からせて引退してもらう」と実力行使で上原に引導を渡すつもりだ。

 先日のスカイツリーイベントでは「軽量級がK-1で盛り上がってる今、俺らはK-1に重量級を盛り上げるチャンスをもらった。K-1はやっぱり重量級が面白いって言われるように盛り上げたい」と語っていたK-Jee。この日も「(クルーザー級で)ダラダラな試合はない。日本人はみんな倒せる選手だし、勝ちに徹するタイプもいない。去年のヘビー級トーナメントみたいにKOが続く展開になるんじゃないですかね」とクルーザー級の爆発をファンに約束した。
トップページへ戻る