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[ニュース]2018.10.5
「KHAOS.7」11.17(土)新宿<BATTLE of KHAOS>大将戦は熱い魂を持った男たちの激突!チームペガサス剣闘士“俊”「後悔ないように熱い試合をして全力で倒す」vsWSR長崎秀哉「とにかく僕は全力で戦って熱いものを見せる」
    
 10月4日(木)東京・新宿のGSPメディアセンターにて、11月17日(土)東京・新宿FACEで開催される「KHAOS.7」の記者会見が行われた。
 今大会では「BATTLE of KHAOS」(バトル・オブ・カオス)として5vs5のジム別対抗戦を実施。会見には対抗戦に出場するK-1ジム総本部チームペガサス・梶原龍児代表とWSR(ウィラサクレック)フェアテックスジムのウィラサクレック・ウォンパサー代表も出席し、両代表同席のもと、両軍の総勢10選手が試合への意気込みを語った。

 対抗戦の大将戦にはK-1ジム総本部のチーフトレーナーも務め、梶原代表と共にチームペガサスを支える剣闘士“俊”が登場。対戦相手の長崎秀哉は39歳・WSRジムの最古参ファイターで、今回が約2年半ぶりのリングとなる。

 会見で梶原代表は「長崎選手は私の現役時代からキックボクシングで大活躍されていて、今回の対抗戦で彼の名前を聞いて、ぜひ剣闘士とやらせたいと思いました」と大将戦への想いを語ると「リスペクトを持って剣闘士を送り込みます。リーダー格だったものがリーダーとして活躍していく。その決意のある試合になると思います」と剣闘士の背中を押した。

 一方、ウィラサクレック代表は「長崎はWSRジムの選手で一番長い選手。K-1ルールをやったことがないけど、経験はお金で買えない。それでやってみないか?と声をかけた」と試合から遠ざかっていた長崎を対抗戦のメンバーを選んだ理由を明かすと、長崎からは「もう一度リングに上がりたいと思っていたのに会長に話せなくて。その時に今回のオファーを受けてリングに上がることを決めた」という言葉が飛び出した。

剣闘士“俊”
「ジム対抗戦ということで僕以外の4人が勝っても、大将の僕が負けたら意味がないと思っています。もし僕が負けたら僕らのチームが勝ったとは言えません。今回一緒に出るメンバーにはアマチュアの時から試合を見てきた選手がいるし、アマチュアの頃からミットを持っていた子でプロになった選手もいます。彼らと一緒に試合に出られることがうれしいのもあるし、しっかり自分が勝たないといけない。今はそんな気持ちです。

 今回はKHAOSということで対戦相手に色々と言おうかなと思ったんですけど、長崎選手はすごく礼儀正しくて言いにくいなと(苦笑)。でも僕も礼には礼を尽くしてしっかり倒します。それが僕のやることですし、長崎選手から『熱い試合をする』と聞いたので、どちらが勝つか分からないですけど、後悔ないように熱い試合をしましょう。

(長崎の話を聞いて)僕にも大切な人がいるし、応援してくれる大切な人たちがいて、負けられない理由があります。つまらない試合にはならないと思うので、全力かけて倒しに行きます」

長崎秀哉
「自分はWSRジムで15年以上練習させてもらっていて、現役ファイターの中で一番長いと思います。まだWSRジムが荒川しかなかった頃からやってる自分ですけど、こういう良い人間がいるなというものを見せたいと思います。

 自分は最後に試合をしてから2年半になります。前回の試合が終わってジムから試合の話をいただいて、今までだったら即答できなかったんですけど、その時に即答できない迷いや何かがありました。それで『試合間隔をあけたい。リングに上がりたくなったらまたお話します』と会長に言いました。でもそれから会長に話ができないまま月日が流れて…そこで今回の話をいただいて、もう一回リングに上がりたいのに会長に言えない自分が情けないんですけど、試合をするからここしかないかなと思いました。またリングに上がれるなら最高のチャンスだと思って、リングに上がることを決めました。

 試合が決まって剣闘士選手の試合映像を見たんですけど、試合をやるなら嫌な選手だな、いいところがいっぱいあるなと思いました。そこに気をつけて試合をしたいと思います。自分事なんですけど3月に3人目の子供が生まれて、今試合をしても子供の記憶に残らないと思いますが、自分がリングに上がる姿を見てもらえたらという想いがあります。

 また自分は秋田県の鷹ノ巣町の出身で、自分の長男には秀哉の『秀』と鷹ノ巣町の『鷹』を取って『秀鷹』と名付けました。試合には兄弟も身内も来てくれるので、いいもの・熱いものを見せたいと思います。とにかく僕は全力で行きます。それしかないです。(剣闘士に向かって)よろしくお願いします!

(ファンへのメッセージは?)試合まで期間はありますけど、話をもらった時点で試合は始まっていると思います。全力で練習を頑張って、倒すことだけを考えてやります。会長にもまだまだやれるところを見せたいでし。昔、自分は全日本キックでウィラサクレックの対抗戦に出たことがあって、対抗戦に縁があるなと思いました。今回、話をいただけて本当にうれしかったです。頑張ります」

 お互いに試合への思いを語り、健闘をたたえ合った両者。対抗戦の大将戦は2人の気持ちのこもった熱戦になりそうだ。

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