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[ニュース]2018.10.11
「Krush.95」11.21(水)後楽園 山本真弘「10周年大会にはどうしても出たいと思っていた。自分が一番楽しみにしている」vs里見柚己「山本選手のスゴさを感じた上で、自分が倒して勝ちたい」
    
 10月10日(水)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、11月21日(水)東京・後楽園ホール「Krush.95」の第1弾対戦カードが発表された。
 2008年11月にKrushがスタートし、今回は10周年となる記念大会。その記念すべきKrush旗揚げ戦に出場し、「Krushライト級グランプリ2009」を制するなど華々しく活躍したレジェンド・山本真弘が記念大会に出場、スーパー・フェザー級の新鋭・里見柚己と対戦する。

 会見ではKrush誕生に立ち会った山本が「自分は1回目のKrushから出ていて、もし怪我をしていても、この大会には出たいと思っていた。今は怪我もないし、11月は自分が一番楽しみにしています」と記念大会への想いをコメント。

 一方、Krushが誕生した頃に格闘技を始めたという里見は「昔から山本選手を見ているので山本選手のスゴさを知っているし、感じている」と山本へのリスペクトを表明した上で、「自分がその山本選手を倒したいと思います」とレジェンド狩りを誓う。

 35歳の山本に対し20歳の里見と15歳の年齢差がある新旧対決であり、山本は8月のKrush名古屋大会で大岩龍矢に、里見は8月のKrush後楽園大会で朝久泰央に敗れており、ともに今回の試合が敗戦のあとの一番でもある。山本は「記念の大会でしっかりいいパフォーマンスができるようにしたい」、里見は「KOで勝ってみんなを喜ばせたい」と不振を払拭する巻き返しを期している。

里見柚己
「対戦を受けてくれた山本選手、感謝しています。前回8月に朝久(泰央)選手に負けてしまって、この3カ月の間、自分に足りないものを見つめ直して自分を一から作って、8月の試合よりも全然進化しているのでみんなビックリすると思います。楽しみにしていてください。

 Krushの10周年はとてもスゴいことだと思っていて、自分が格闘技を始めたのもちょうど10〜11年前で、山本選手はその頃一番活躍していたのでスゴいなと思っていました。当時の自分はまだ小学校でガムシャラに練習していた頃ですが、Krushの10周年で戦えることをとても光栄に思っています。

(山本の印象は?)本当にベテランで、今のファンはあまり知らないかもしれませんが、僕は昔から山本選手を見ているので、山本選手のスゴさを知っているし、感じています。その上で自分が倒したいと思います。(朝久戦の後で直してきた部分は?)自分は手数が少なくて一発を狙っちゃっているので、そこを直して、どんな選手でも対応できるようにしてきました。朝久選手はやり辛かったんですけど、どんな選手でも自分のスタイルを貫けないと強くないので、8月の試合が終わってすぐ(朝久戦の反省点を)改善できるよう練習をしました。

 山本選手のことは本当にリスペクトしているし、Krushの10周年大会に出場できることをすごく光栄に思います。試合の10日後に21歳の誕生日を迎えるので、素晴らしい大会でレジェンドの山本選手をしっかりKOして、周りの人の喜ぶ顔を見るのが誕生日プレゼントだと思います。みんなをしっかり喜ばせたいです」

山本真弘
「自分は1回目のKrushから出ていて、もし怪我をしていても、この大会には出たいと思っていた。今は怪我もないし、11月は自分が一番楽しみにしています(10年前のKrushと今のKrushを比べて)当時の選手の方が顔つき、目つきだったりギラギラしていた選手が多かったかなと思うし、今はちょっと分からないです。今は発言が先行していて、あんまり試合で伝わってこないというか。

(里見の印象は?)年齢もついさっき言われて知ったぐらいです。サウスポーというのは知っていたので、これからしっかり研究したいと思います(最近の不調に関しては)コンディションに関しては常にいい状態でいるので、今は経験だったり知恵だったりがついて、考え過ぎていたところがあったんだなっていう。今はその埋め合わせしているところです。10周年という記念大会でしっかりいいパフォーマンスができるよう頑張ります」

 Krush10周年の記念大会を再浮上のきっかけにするのはどちらだ?
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