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[ニュース]2018.10.14
「K-1 WORLD GP」12.8(土)大阪 山崎秀晃vs安保瑠輝也、関西出身の両雄がスーパー・ライト級で激突「相手にとって不足なし。潰しに行く」(山崎)vs「リスペクトを持ってぶっ潰します」(安保)
    
10月13日(土)大阪・ホテル阪急インターナショナルにて、12月8日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」の第1弾対戦カードが発表された。
「K-1 WORLD GP」11.3さいたま大会で王座決定トーナメントも行われるスーパー・ライト級で、山崎秀晃vs安保瑠輝也の注目カードが決定した。山崎は左膝の負傷で長期欠場を余儀なくされたが、今年6月のK-1さいたま大会で約1年2カ月ぶりの復帰を果たすと、中澤純に判定勝利した。11月のトーナメントは膝の状態も鑑みて出場を見送ったが、関西初のK-1開催に満を持して参戦する。一方の瑠輝也は9月のK-1さいたま大会で山崎の弟分・林健太を左ストレートでKO。これまでの減量苦を考慮し、今回からスーパー・ライト級に階級を上げて山崎と激突する。

 会見で瑠輝也は「6月にゴンナパー選手と戦った時から減量が厳しくて、あの時はリカバリーも上手くいかなかった。それは自分の責任で、それを踏まえて9月の再起戦ではリカバリーは上手くいったんですけど、水抜きのし過ぎで試合中に脱水症状になって、左の蹴りを蹴った時に足が攣ってしまいました。それでやっぱりライト級でやるのはもう厳しいかなと決断してスーパー・ライト級に上げました」と階級アップを決断した経緯を明かす。

 いきなり山崎秀晃というスーパー・ライト級屈指の実力者との対戦となったが、瑠輝也は「山崎選手は僕が16歳ぐらいの時に新しいK-1が始まって、ゲーオ選手と戦っている姿を見て、これから自分が進んでいく道はK-1で行こうと決めたきっかけでもある選手。本当にリスペクトを持ってぶっ潰しに行きたいと思ってます」と山崎に敬意を表しつつ、偉大な先駆者越えを宣言。迎え撃つ山崎も山崎も「安保瑠輝也、相手に不足なしということで潰しに行きます」と瑠輝也の評価したうえでの勝利を誓った。

 11月に新スーパー・ライト級王者が決まる中での対戦だが「誰がチャンピオンになるかも気にはなりますけど、まず目の前の相手を叩き潰すだけ。この試合をしっかりクリアして、ベルトに絡んで行く」(山崎)、「今は山崎選手とやれるということが本当に嬉しい。目の前に集中して、ここを勝てればそれこそタイトルマッチも見えてくると思う」(瑠輝也)と目の前の試合に集中している両者。

 どちらも関西出身ということで山崎が「友達、仲間、家族の前で試合出来るということは喜ばしいことですし、K-1 JAPAN GROUPのレベルの高さや盛り上がりを大阪の皆さんにアピールしていきたい」と語れば、安保も「今までは東京で試合をしていて応援したくても来れない方も沢山いた。今回は関西圏内でやるということで、今の時点でも沢山の方が応援に来てくれるということで嬉しいですし、かなり気合入ってます」と初の大阪大会に気合をみなぎらせる。

 KOアーティストのイメージが強い両者の対戦に期待が膨らむが、「最近の流行は会見から盛り上げてやっていく感じですけど、僕はそれより今までのファイトスタイルでKOを見せられるような戦い方をして試合で盛り上げたい」(安保)、「やっぱり皆さんが望んでるのはKOやと思うんで、パンチにしろ蹴りにしろ一撃でしっかり仕留めてみせたい」(山崎)と口を揃えてファンにKO決着を約束した。
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