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[ニュース]2018.10.17
「Krush.95」11.21(水)後楽園 牧平圭太と山本優弥の愛弟子・渡邊俊樹が10周年記念大会で対戦!「もう一度Krushでチャンピオンになるために戻ってきた」(牧平)vs「意地と根性を見せてジャイアントキリングを起こす」(渡邊)
    
 10月16日(火)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、11月21日(水)東京・後楽園ホール「Krush.95」の第2弾対戦カードが発表された。
 第1弾対戦カードとして発表された山本真弘vs里見柚己と並ぶKrush10周年記念大会に相応しいカードが決まった。元Krushウェルター級王者の牧平圭太と優弥道場・渡邊俊樹による一戦だ。

 牧平は王座返り咲きを目指して今年2月に当時ウェルター級王者だった塚越仁志に挑むも逆転KO負け。その後は自分の進退について考える時期があったものの、再びKrushのベルトを巻くべくリングに戻る決意を固めた。対戦相手の渡邊は山本優弥率いる優弥道場の一員。優弥と言えば牧平の広島時代の先輩であり、牧平と第3代Krushウェルター級王座を争った相手でもある。

 実績では34戦のキャリアを誇る牧平に6戦の渡邊が挑む図式のカードで、会見に同席した宮田充プロデューサーは「キャリアに差があるカードですが渡邊選手には思いっきりぶつかってほしい。鍵を握るのは師匠の山本優弥かなと思います」と語っている。

 会見では牧平が「Krushチャンピオンになるために戻ってきた。今までの試合よりも一段階上の試合を見せたい。今回は勝ち方が必要な試合」と王座返り咲きを宣言すれば、渡邊は「意地と根性を見せてジャイアントキリングを起こす」と番狂わせに闘志を燃やした。

渡邊俊樹
「Krushの10周年記念大会に出場出来てうれしく思います。今までウェルター級のトップ選手とやらせてもらってきたのですが、結果を出せませんでした。相手は元チャンピオンですが、不可能はないと思うので勝ちたいと思います。(オファーを受けた時の心境は?)『おっ、まじか?』と思いました。蹴りで素晴らしいものを持っているので、僕はがむしゃらに前に出てパンチで倒したいと思います。

(優弥さんからは?)『チャンスやな。絶対に勝とう』と言われました。これほどのチャンスは滅多にないと思うんで、何が何でも勝ってジャイアントキリング(番狂わせ)を起こしたいと思います。意地と根性を見せて勝ちます」

牧平圭太
「しつこくてすいません。Krushチャンピオンになるために戻ってきました。今までと今までの試合よりも一段階上の試合を見せたいと思います。(現役続行を決断した理由は?)2月は身体も心もすべてをかけてベルトを奪いに行った結果、負けてしまって。それでもうベルトには挑戦できない、試合はできんのかな…となっていました。でも家族や応援してくれる人のためにもう一勝負しようと思い、帰ってきました。

(対戦相手が決まった時の心境は?)勝ち方が必要かなと思う相手だと思いました。(優弥道場の相手と戦うことについて)よう知っとる優弥さんやし、優弥道場の選手なんでしっかり対策をしてくると思います。1秒たりとも気抜かんと倒しに行くことだけを考えて試合をしようと思います。(勝ち方が必要なのはキャリアに差がある相手だから?)自分の能力的な部分です。この9カ月間かけてやってきた自分を見せたいし、自分自身ワクワクしています。

(Krush10周年について)僕はKrushに思い入れがあります。少し話させてもらいます。僕を人として成長させてもらっているのがHALEO TOP TEAMなら、僕の人生を変えてくれたのがKrushかなと思います。チャンピオンになることができ、結婚することができ、そして家庭を持つことができ、こんな自分でも男として一つ筋を通すことができました。ありがとうございます。

(現王者の木村“フィリップ”ミノルについて)強いチャンピオンかなと思いますけど、今の自分は誰にも負ける気がしません。次の試合は自分も楽しんで、見てくれる人にも楽しんでもらえたらなと思います。

 自分は広島から出てきて誰も知り合いがおらんかったのに、たくさん応援してくれる人が増えました。そして試合のたびに地元から来てくれる人たちもいます。そういう人たちの笑顔を見たい自分のためにまた輝きたいなと思いました。みなさん、牧平圭太をもう一度見てください」
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