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[ニュース]2018.10.21
「K-1 WORLD GP」11.3(土・祝)さいたま フェザー級王者・村越優汰、K-1チャンピオンの格の違いを見せつける!「同じ日に同じ階級の試合があって燃えている。最後に僕の試合を見てもらって、レベルの違いを感じてほしい」
    
 10月20日(土)神奈川・平塚の湘南格闘クラブにて、11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]でアレックス・リーバスと対戦するK-1フェザー級王者・村越優汰が公開練習を行った。
 6月のK-1さいたま大会で第2代フェザー級王座決定トーナメントを制し、同級王座に就いた村越。今回は約5カ月ぶりの試合となり、K-1王者としての初陣に向けて「基本的に練習は今までと同じ練習を続けています。体調はばっちりです」と仕上がりは順調だ。

 村越は6月のトーナメント前からスタミナ強化のために高地トレーニングを開始。これは低酸素室の中で心拍数を確認しながら様々なトレーニングを行うもので、延長戦が続いたトーナメントを勝ち抜いた秘訣も高地トレーニングの成果だという。

「昔は試合中にスタミナが切れることがあって、ずっとスタミナ強化が必要だと思っていました。それでトーナメント前から高地トレーニングに通い始めて、低酸素室内にランニングマシーンや色んな器具があって、そこでトレーニングするんですけど、目の前にモニターがあって、そこに心拍数が出るんですね。だから絶対に嘘をつけません(苦笑)。

(ジムワークでも変化を感じる?)そうですね。ジムで追い込みをしていてもスタミナがついてきたのが分かるし、インターバル中に(スタミナが)戻る感じがあります。トーナメントは一回戦・準決勝と延長が続いたんですけど、全然まだまだ動ける感じがありました。あのトーナメントでスタミナがあるところは見せられたんじゃないかなと思います」

 そのほかにも「僕は倒して勝ちたいので、一発一発の攻撃力をあげる練習もしている」「谷山ジムさんに出稽古に行かせてもらって、城戸(康裕)選手とも手合わせさせてもらいました。ずっとトップで活躍されている選手なので、テクニックもあって戦いづらくて勉強になりました」。

 様々な練習に取り組み「試合間隔はあいたんですけど、いい練習もできましたし、色々と充実していたと思います。次の試合では6月よりも強くなった姿を見せられると思う」と手応えを感じている。公開練習として行った2分1Rのミット打ちでは、得意の左ミドルや左のヒザ蹴り、さらに細かいパンチのコンビネーションを繰り出し、最後は左ミドルの連打で締めた。

 今回、村越が対戦するのはスペインのアレックス・リーバス。村越がトーナメント準決勝で対戦し、ダウンを奪われたジョージ・バレラと同門のファイターだ。村越も「リーバスはパンチの選手なのかなと思います。(バレラと同じで)パンチが伸びる印象ですね」とリーバスのパンチには警戒している。

 9月のK-1さいたま大会では小澤海斗vs芦澤竜誠の一戦が大きな注目を集め、11月大会でも卜部弘嵩vs芦澤竜誠、江川優生vs覇家斗とフェザー級の試合が続く。その頂点に立つ村越は「他のフェザー級の試合を見てもらって、最後に自分の試合を見てほしい。そこで他とレベルの違うところを感じてもらいたい」とK-1王者として格の違いを見せつけるつもりだ。

「トーナメントではしっかりとした強さを見せられなかったので、今回の試合で強さを見せたいですね。トーナメントはダメージだったりもあったりしましたが、今回はスーパーファイトの試合。言い訳もできないし、万全の力で試合に臨みます。今、フェザー級は盛り上がっていると思うし、それ(試合を盛り上げること)も大切だと思うんですけど…僕は他のフェザー級の試合のあと、最後に自分の試合を見てもらって、レベルが違うところを感じてもらえたらなと思います。

(同じ大会でもフェザー級の試合が続くが?)同じ階級の試合があることによって自分も燃えるし、レベルの高い試合をしたいなと思います。次はチャンピオンになって一発目で、本当に大事な試合です。こんなところで負けていられれないので、バシッ!と強さを見せて勝って次につなげたいと思います」

 フェザー級王者・村越はK-1チャンピオンとしての強さを見せつけることが出来るか?
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