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[ニュース]2018.10.24
「K-1 WORLD GP」11.3(土・祝)さいたま 卜部弘嵩、妻・ユウさんのサポートでフェザー級での王座返り咲きに燃える!「すべての能力で芦澤選手を上回って試合をする。倒して勝って見ている人をみんな納得させます」
    
 10月23日(火)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]で芦澤竜誠と対戦する卜部弘嵩が公開練習を行った。
 スーパー・フェザー級(-60kg)ではK-1・Krushの両団体でチャンピオンベルトを巻いた弘嵩。今大会から新たな挑戦として一階級下のフェザー級(-57.5kg)まで体重を落として、新たな戦いに足を踏み入れる。試合まで2週間を切り「追い込みも終盤になってきて疲れも溜まっている状態ですけど、動きはいい」という言葉通り、公開練習ではこれまで以上にシャープなパンチを次々と繰り出していった。

 階級を下げる=体重を落とすことで、弘嵩曰く「より無駄がなくなって、動きも良くなった。前よりもっと動きが速いし、パンチ力も上がっている。自分がイメージしている通りに身体が動いています」。キャリアを重ねる中で「新しいものを取り入れて、それがハマらないこともあったけど、今はそういったことを辞めて、基本的なことを積み上げてきた感じです」と無駄を省いた原点回帰の練習を続け「今は強くなることに対して一直線です」とストイックに語った。

 対戦相手の芦澤について弘嵩は「勢いがある。そのくらいかなと思います」と言い切る。これは決して芦澤を甘く見ているわけではなく「ちゃんと何試合か見て、癖からなにから徹底して見た」うえでの言葉だ。さらに弘嵩は「芦澤選手の攻略法? 攻略法もなにもすべての能力で上回って試合をするんで。きっとゴングが鳴って最初に僕に触れたら(芦澤は)分かると思いますよ、『すべてで自分より上だ』って」と芦澤と別格の強さを見せると宣言。

 芦澤からはこれまでほどではないものの「リスペクトしてるけどぶっ倒す。負ける気はないし、俺の方がレベルが高い」という強気な言葉も飛び出しているが「相手に対してああだこうだ言うのはビビっているから。僕は何もビビってないからどんと構えるだけです」と貫禄たっぷりに語った。


 今大会では弘嵩vs芦澤のほかにも王者・村越優汰vsアレックス・リーバスや江川優生vs覇家斗などスーパーファイトでフェザー級の試合が3試合組まれている。弘嵩はフェザー級の他の試合と比較されることはもちろん「僕は階級関係なく、全試合の中で一番いい試合をしたい。見ている人をみんな納得させないといけないと思うし、変に判定で勝っても不満に思う人がいる。だから倒して勝って、いい勝ち方をして次につなげたい」と芦澤戦を更なるステップにするつもりだ。

 先日、弘嵩はモデル・タレントとして活躍する高橋ユウさんとの入籍を発表。SNSではユウさんが作る食事の写真を公開するなど、ユウさんの存在が弘嵩の戦う原動力になっている。

「いつも食事を作ってもらうのですが、僕はその日に『今日はこういう体調だから、こういう食材を使った料理を食べたい』と伝えて、それに合わせた食事を準備してもらうんですね。そういう部分では本当によくサポートしてくれています。(結婚して最初の試合で今まで以上に負けられない?)一人の男として負けたくないし、カッコつけたいのが一番ですね。

 今回、結婚のことを色々なメディアに取り上げてもらって、おそらく今までで一番いつも格闘技を見ない人が試合を見てくれると思います。そういう人たちに『K-1はすごいな』や『K-1は面白いな』と思ってもらわないといけない。そのために僕はK-1ファイターとしてビシッと試合で“魅せる”ことが出来たらいいと思うし、試合前の計量や会見で色々と言い合う必要もないと思います」

 そして弘嵩は「今回初めてのフェザー級での試合で、新たな挑戦です。もう一度チャンピオンになるために、みなさんに良いメッセージを残せるような試合をします」と締めの言葉。新たな階級=フェザー級での王座返り咲きに向けて卜部弘嵩の新たな戦いが始まる!
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