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[ニュース]2015.11.19
グランダー、平本撃破で-65kg王者に挑戦状を叩きつける!「次にベルトに挑戦するのは俺だってことを見せるつもりだ」
    
 11月19日(木)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、11月21日(土)国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 〜THE CHAMPIONSHIP〜」のスーパーファイトで平本蓮と対戦するマサロ・グランダーが公開練習を行った。
 7月の木村"フィリップ"ミノル戦以来のK-1参戦となったグランダーは同門のマーセル・グローエンハートと3分1Rのマススパーリングを公開。お互いに攻撃を軽く当てる程度のものだったが、打点の高いヒザ蹴りやボディ打ちを繰り出し、軽快な動きを見せていた。

 計量を明日に控えて「今、体重を落としている最中で、計量までにあと数kg落とす予定だ。でも体調はとてもいいよ」と話すグランダー。「練習内容はいつもと変わらない。Mike's Gymでは試合の有無に関わらず常にハードな練習を積んでいて、今回もいつも通りハードな練習をやってきた。だから土曜日もKOを見せられるといいね」とMike's Gym流のハードトレーニングで仕上がりは万全だ。

 現在21歳のグランダーに対し、対戦相手の平本はさらに若い17歳。しかしグランダーは「平本は木村に負けたけど、いい試合だったと思う。対戦相手が若いかどうか、そしてキャリアは関係ない。自分の対戦相手に選ばれたということは、彼がそのレベルに来ているということだろう。K-1が俺に相応しくない相手を用意するはずがないからね」と慢心することなく、平本を一人の対戦相手として捉えている。
 それだけに「目の前の試合ですべてを出すことが重要」と平本戦に全力を注ぐ構えのグランダーだが、やはりその先に見据えるものはK-1 WORLD GP-65kg王座のベルトだ。

「7月に木村と対戦した時、俺がイエローカードをもらうまでは自分が勝っていたと思う。もしあそこで勝っていたら、俺が今大会で挑戦者になっていたはずだ」と言い切るグランダーは「過去の試合はどうでもいい。目の前の試合をしっかりクリアして、次の挑戦者の権利を獲りたい」と平本戦をタイトル挑戦へのデモンストレーションにするつもりだ。

「今回もベストを尽くして激しい試合をするよ。ファンのみんなには俺の試合を楽しんでほしいし、次にベルトに挑戦するのは俺だってことを見せるつもりだ!」。グランダーが宣言通りに平本を倒し、タイトル挑戦に向けてインパクトを残すか?
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