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[ニュース]2018.12.3
「Krush.96」12.16(日)後楽園 挑戦者・大岩龍矢、盟友・武尊と共にベルトを巻く!「今回は武尊と何ラウンドもスパーリングを重ねてきた。武尊より強い選手なんていないから島野選手にも怖さはない」
    
 12月1日(土)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、12月16日(日)東京・後楽園ホール「Krush.96」の[Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・島野浩太朗と対戦する挑戦者・大岩龍矢が公開練習を行った。
 今年の目標に掲げていたKrush王座挑戦を控え「コンディションはいつも通りって感じで、あまりタイトルマッチだからって気持ちにならないように、平常心を保つようにしてます」と語る大岩。2018年は4戦4勝・2連続KO勝利中と絶好調だが「まだ自分は格闘技を始めて全然長くないんで日に日に成長してる感じですね」とキャリアが浅い故の伸び代の大きさが好調の要因だという。

 公開練習ではトレードマークの鎖をつけてパンチとミドルを中心としたミット打ちを披露。「島野選手は一発で試合を引っくり返す試合も多いので、そこは警戒してます。試合が決まってからずっと(島野の試合を)見ていて、島野選手は打たれてからが凄い。一発良いのを効かせても、しっかり見て冷静に戦いたいですね」と王者の拳と諦めない心を警戒する。

「Krushのベルトを獲るために名古屋から上京してきて、1回チャンスがあったんですけど、その時には負けて本当に悔しい思いをした。Krushのベルトは欲しいんですけど、今はそれ以上に欲しいものがある。前回はKrushのベルトしか見てなかったですけど、今はその上を見てるんで」とKrush、そしてその先に見据える更なる飛躍について語る大岩。

 Krushのベルトに強い拘りを見せるチャンピオンに対し、記者会見では「この試合は通過点。目標はK-1チャンピオン」と発言していたが「Krushのベルトを舐めてるわけじゃないし、そんな甘くないってことは自分でも分かってます。厳しい戦いになることは分かっているけど、この壁は越えなきゃいけないし、越えないと自分のプランも何も始まらない。新しい目標があるんで、獲ってからがスタートラインかなって感じです。そういう意味での通過点」と発言の真意を明かした。

 盟友の武尊も12月8日にK-1大阪大会でタイトルマッチを控え、互いに激しいスパーリングを積んだという大岩は「今回は武尊と何ラウンドやったんだろうってぐらいずっとスパーリングして、もうヤバイっすね(苦笑)。だけどあれより強い選手なんていないじゃないですか。だから自信にしかならないし、(武尊とやっているので)島野選手にも怖さはないですね」と絶対の自信を見せる。武尊とは「一緒にベルトを巻こう」と常々言ってきたという。

 大岩は「ベルトを獲るってずっと言ってきて1年が経って、このタイミングでチャンスが来た。全て良い感じで進んでいるし、ポスターを見れば分かりますけど、(トレードマークの)鎖じゃないですか。これは獲れよっていう合図かなって」とポジティブに語ると、「ここはしっかりとクリアしないといけないところだし、本当に負けられないし、負けたくない。その気持ちを全部拳にぶつけます。絶対最高な試合になるんで、楽しみにしててください」とファンに向けてメッセージを送った。
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