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[ニュース]2018.12.7
「K-1 WORLD GP」12.8(土)大阪 ゴンナパーが篠原悠人のKO宣言を一刀両断、ニコラス・ギャフィーのイケメンぶりに日本人選手が嫉妬!? ライト級世界最強決定トーナメント出場選手が意気込みを語る
    
 12月7日(金)大阪・ホテルグランヴィア大阪にて「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜K-1ライト級世界最強決定トーナメント〜」12月8日(土) エディオンアリーナ大阪(第1競技場)の前日計量・記者会見が行われた。
 当初は現王者・卜部功也も出場してライト級の頂点を争う予定だった世界最強決定トーナメント。その功也は練習中の負傷により残念ながら欠場となってしまったが、今後のライト級戦線の動向を占う意味でも重要なトーナメントとなった。会見にはトーナメント本戦に出場する8選手=林健太、ニコラス・ギャフィー、篠原悠人、ゴンナパー・ウィラサクレック、恭士郎、インディゴ・ボイド、大沢文也、リュウ・ウェイが勢揃いし、明日の決戦へ向けての意気込みを語った。

 功也が欠場したトーナメントで優勝候補と見られているのが過去に功也に勝利しているゴンナパーだ。会見では「明日は必ず優勝して卜部功也に挑戦したい」と絶対の自信を見せて優勝を宣言し、公開練習での篠原の「カウンターで倒す」発言を伝え聞いても「自分をパンチで倒すのは無理」と一蹴。余裕たっぷりのゴンナパーに対して、対戦相手の篠原は「じゃあ絶対パンチでKOします」と闘志を燃やした。

 また会見では一回戦で林と対戦するニコラス・ギャフィーのイケメンぶりに話題が集中。林が「明日は顔では負けてるからしっかり拳で勝ちたい」と口を開けば、逆ブロックの大沢も「今回のトーナメントでは僕と篠原選手が群を抜いてイケメンかなと思ってたんですけど、林選手の一回戦の相手を見たらめっちゃカッコよくて…ヤバくない?」とコメント。トーナメント出場選手からベタ褒めさられてギャフィーも「とても嬉しいよ、俺は自分でもそう思ってるからね(笑)」と語って、場内を笑わせた。
 今大会ではAbemaTVボーナスが選手たちにも用意され【大阪スペシャル】として1RKOの場合、賞金30万円、2RKOで15万円、3RKOで10万円、延長ラウンドでKOの場合、5万円が贈られる。質疑応答ではボーナスの使い道やトーナメント優勝後について各選手たちに質問が挙がり、過去に功也と拳を交えている大沢は「功也選手はK-1のパウンド・フォー・パウンド」とチャンピオンを評した。各選手のコメントは以下の通り。

ニコラス・ギャフィー
「このトーナメントに出場することは自分にとってとても名誉なことだ。そして誰も俺を倒すことはできないだろう。(他の選手からイケメンだと言われているが?)とても嬉しいよ、自分でもそう思ってるし(笑)。(計量時の“おねんね”ポーズの意味は?)『俺にKOされて気持ちよく眠ってくれよ』って意味さ。

(決勝・決勝で戦いたい選手は?)特に対戦したい相手はいないよ。自分がこのトーナメントで一番強いと思ってるからね。(Abema TVボーナスについて)自分にとっても大きなモチベーションになる。それは林にとっても一緒だと思うから、試合後にガールフレンドと楽しめるように俺をKOしてみせてくれよ。(優勝して3月の『K'FESTA.2』で王者の卜部功也と戦いたい?)俺は卜部功也に挑戦したいという気持ちがあるからトーナメントに出場した。スペインのファンのためにも必ず優勝するよ」
林健太
「(ギャフィーと)向かい合った時に思ったより男前だから笑っちゃいました。どう頑張っても弟(林勇汰)と同い年には見えないですね。明日は顔では負けてるからしっかり拳で勝ちたいと思います。(公開練習や計量で向かい合った対戦相手の印象は?)計量の時にやってた“おねんね”みたいなポーズの意味が気になりました。(準決勝・決勝で戦いたい選手は?)僕はやっぱりゴンナパー選手にリベンジすることしか考えてなくて、反対ブロックの人には悪いですけど誰とやっても良いです。

(AbemaTVボーナスについて)僕はいつもKO勝ちかKO負けなんでKO決着は間違いないです。我が家は7月・9月と試合で旅行がキャンセルになって、10月は台風直撃で旅行がキャンセルになってしまいました(苦笑)。旅行に行けたら…じゃなくて絶対行かないと駄目なんで、しっかりボーナスをもらって家族を旅行に連れて行ってあげたいと思います。

(優勝して3月の『K'FESTA.2』で王者の卜部功也と戦いたい?)K-1ライト級は(同門の)卜部功也くんが世界チャンピオンですけど、僕はこの階級で功也くんが一番強いと思ってるんで、勝てば本物の世界チャンピオンになれると思っています」

ゴンナパー・ウィラサクレック
「計量が終わって今はとてもいい気分だ。明日戦う準備はもう出来ている。(公開練習で篠原が『カウンターを当てて倒す』と発言していたが?)何を言われても全く怖くない。自分の事をパンチで倒すのは無理だ。
(準決勝・決勝で戦いたい選手は?)みんな自分と戦いたいみたいだが、自分は誰が来てもいいと思っているし、決勝で相手を待つだけだ。(AbemaTVボーナスについて)もしボーナスを手に入れたら、半分は自分に取っておいて、もう半分は両親にあげたい。(優勝して3月の『K'FESTA.2』で王者の卜部功也と戦いたい?)今回勝ってぜひ功也と戦いたい。ずっと功也のことを追いかけてきたから、明日は必ず優勝して功也に挑戦する」
篠原悠人
「今回はライト級に階級を下げたんで減量はちょっといつもよりきつかったんですけど、調子はめっちゃ良いんで、明日は一回戦からKO出来るかなと思います。(ゴンナパーの『パンチで倒すのは無理』という発言を聞いて)じゃあ逆に絶対にパンチでKOします。
(準決勝・決勝で戦いたい選手は?)誰でも良いですね。一回戦勝てば勢いでいけるかなと思ってるんで、一回戦のことしか考えてないです。(AbemaTVボーナスについて)1RKOで30万円はデカいんで欲しいですけど、どっちみちトーナメントなんで1ラウンドKOが一番良い形だと思うんで、しっかりKO狙って行きたいなと思います。使い道は年末ぐらいにに旅行でも行けたらと思います。(優勝して3月の『K'FESTA.2』で王者の卜部功也と戦いたい?)功也選手とはノーダメージでやりたかったんで、今回しっかり勝って、3月にタイトルマッチでベルト獲りたいなと思ってます」

インディゴ・ボイド
「計量も終えて準備は万端だ。明日は決勝でゴンナパーと戦いたいね。(AbemaTVボーナスについて)もしKOボーナスをゲットしたら、整形をして顔のばかり気にしている大沢選手よりハンサムになりたいね(笑)。(優勝して3月の『K'FESTA.2』で王者の卜部功也と戦いたい?)当初の予定では自分が功也選手の対戦相手だったが、功也選手の怪我で試合がなくなってしまった。自分の気持ちの中では功也選手と試合をするつもりでいたので、それがいつであろうと戦いたい。まずはトーナメントに優勝して、次に功也選手に焦点を向けたい」
恭士郎
「明日は番狂わせ見せます。まずは一回戦しっかり勝ちたいと思います。(公開練習や計量で向かい合っての対戦相手の印象は?)昨日の公開練習を見たんですけど、パンチもコンパクトで良い選手だなと思います。噛み合うと思います。(準決勝・決勝で戦いたい選手は?)準決勝では大沢選手、決勝はゴンナパー選手とやりたいですね。(AbemaTVボーナスについて)お金は欲しいんで1Rから行きます。(優勝して3月の『K'FESTA.2』で王者の卜部功也と戦いたい?)自分はこのトーナメントに運良く出れたんで、ここで優勝して強いチャンピオンとやりたいです」

リュウ・ウェイ
「(日本語で)ミナサンコンニチハ。コンディションは非常に良いので、明日は良いファイトが見せられると思う。(準決勝・決勝で戦いたい選手は?)決勝戦は林健太選手と拳を交えたい。なぜなら自分は林選手のファイトスタイルが凄く好きだからだ。(AbemaTVボーナスについて)こうやってファイターを鼓舞するスタイルのKO賞はとても良いことだと思う。もちろん自分は毎試合・毎ラウンドKOを狙って試合をする。

(優勝して3月の『K'FESTA.2』で王者の卜部功也と戦いたい?)自分がこのトーナメントに出場する最大の目的は、トーナメントで優勝して来年タイトルマッチで功也選手と試合をしたいからだ。このトーナメントをきっちり優勝で飾って功也選手に挑戦したい。功也選手のことはずっと注目していて、研究もしている。彼と戦うことを楽しみにしているし、まずは明日きっちりトーナメントで優勝したい」

大沢文也
「今回のトーナメントでは僕と篠原選手が群を抜いてイケメンかなと思ってたんですけど、林選手の一回戦の相手を見たらめっちゃカッコよくて…ヤバくない?(苦笑)。今回は減量きつかったんですけど、めちゃめちゃ調子良いんで明日は凄い良い試合出来ると思います。らしくなく1試合目からKOを狙っていきます。

(公開練習や計量で向かい合っての対戦相手の印象は?)プロフィールでは180cmあって中国では-64kgとかで試合してるから、ライト級(62.5kg)はちょっときついのかなって思ってました。そしたら昨日、武居由樹から『文也くんの相手、減量きつそうですよ』ってLINEが来て。でも今日関係者の人に聞いたら全然余裕みたいな感じだったんで、騙された気持ちで一杯ですね(笑)。リュウ・ウェイ選手の印象は本当に強くて、身長が高くてサウスポーっていう僕が苦手なタイプですけど、ここで勝って一気にレベルアップしたいなって思ってます。
(準決勝・決勝で戦いたい選手は?)Twitterでも恭士郎選手とは『準決勝で戦いましょう』って約束しました。決勝は篠原選手かゴンナパー選手のどっちかかなと思ってます。あとギャフィー選手とも絶対やりたくないですね。だって絶対(相手の)黄色い声援がヤバイでしょ。たまには僕も黄色い声援が欲しいんで、明日頼むよみんな!

(AbemaTVボーナスについて)ファンのみんなと一緒に飯行っちゃいます(笑)。(優勝して3月の『K'FESTA.2』で王者の卜部功也と戦いたい?)林選手も言ったとおり、この階級は間違いなく卜部功也選手が一番強い選手だと思っているんで。K-1の全階級を通してもパウンド・フォー・パウンドは卜部功也選手だと昔から思っているし、絶対そうなんで。その功也選手とベルトを賭けて戦えることになれば、そんな嬉しいことはないです。明日の試合は一回戦から飛ばして、一回戦勝てれば絶対優勝出来ると思うんで応援よろしくお願いします」

 また会見にはリザーブファイトで対戦する東本央貴と川ア真一朗も出席し、試合への意気込みを語った。

川ア真一朗
「明日はK-1という大きい舞台で、自分の持てる力を全て出し切って東本選手を倒したいと思います。(当初は恭士郎と対戦予定で)相手が変わったと聞いて戸惑う部分もありました。東本選手は僕のこと知らないと思いますけど、僕がキックボクシングを始める前から東本選手はK-1 JAPAN GROUPのKrushの舞台で活躍していたので、そういった選手と戦えるのは非常に光栄だと思います。このトーナメントに出ているリュウ・ウェイ選手には去年の年末に中国で負けてるんでリベンジしたいという気持ちがありますし、トーナメントにはもう一人負けてる選手がいて、その選手とも戦いたいなと思ってます」

東本央貴
「もちろん倒すことは大前提なんですけど、地元で久しぶりに来てくれる人もいるんでしっかりかまします。(プレリミナリーファイトからリザーブファイトに繰り上がりになったが?)自分が上がって当たり前かなと思ってました。練習も気合入れてやってたんで、しっかり試合でも魅せます。本戦にも出るつもりで練習やってたんで、出てもしっかり優勝を狙えるように誰とやっても負けないような追い込みしてきました」
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