昨日の大会では山崎秀晃と壮絶な打ち合いを繰り広げて勝利を収めた安保瑠輝也。一夜明け会見では「試合でこんなにダメージを負ったことはなかった。でも公開練習で話した通り、至近距離での打ち合いにも負けなかったと思う」と山崎戦を振り返り「これからK-1大阪大会は毎年やっていくと思う。K-1の中心人物になれるように頑張っていきたいです」と更なる飛躍を誓った。

「昨日は応援ありがとうございました。山崎選手は心・技・体すべて強くて、試合中に諦めそうにもなったんですけど、みんなのおかげで勝つことが出来ました。試合でこんなにダメージを負ったことがなくて、ほとんど顔も打たれないんですけど、今回は顔もかなり打たれてダメージが残っています。

　公開練習で至近距離の打ち合いでも負ける気がしないと言ったんですけど、それを有言実行できたかなと思います。最初の打ち合いで先にダウンを取りましたし、レフェリーの判断でダウンを取られましたけど、ダメージはなかったんで、打ち合いでも勝っていたと思います。（フィニッシュのハイキックについて）最後はグローブごしのハイキックでKOでしたけど、それまでにダメージを蓄積したことがあのKOにつながったと思います。

（弟の安保璃紅は負けてしまったが？）一緒に勝ちたかったというのが本心で、心の底からうれしい気持ちにはなれないですね。僕たち兄弟一緒に目立っていこうと思っているので。（K-1のベルトは意識している？）僕はK-1チャンピオンになりたくてやっているので、昨日の勝利で挑戦する権利はもらえたと思います。もし3月の『K'FESTA.2』で挑戦できたら最高な形かなと思います。

（2018年を振り返って？）前半は色々なことがあって試合が組まれなくて、モヤモヤ・イライラしたこともありました。自分の人生にも悩んだんですけど、復帰戦でゴンナパーにボコボコにされて。環境を変えてジムをやると言って、自分たちのジムを始めました。ずっと応援してくれる人、ついて来てくれる人もいるし、そういう人たちも増えてきて、普段頑張れなかったことも頑張れるようになりました。今は自分の背中を追いかけてくれる下の子たといるので、そういう部分で気持ちが強くなりました。これからK-1大阪大会は毎年やっていくと思うんですけど、K-1の中心人物になれるように頑張っていきたいです」