昨夜のK-1スーパー・フェザー級タイトルマッチでは王者・武尊と大激闘を繰り広げた挑戦者・皇治。惜しくも試合では敗れたものの、大阪大会開催の立役者として一夜明け会見に出席し、武尊との“大阪決戦”、そして現体制としては初のK-1大阪大会を振り返った。

「今日は自分の引退会見にお集まりいただき、ありがとうございます……それは冗談です（笑）。ホントは布団の中でメソメソして、お母さんによしよしされたかったけど、K-1に記者会見に来てくれて言われて。何で負けたのに会見に来てるのか分からんけど（笑）、昨日試合に負けたことやみんなの期待に応えられなかったことはホンマに悔しいし、でもあれだけ盛り上がったことがうれしいし、みなさんに感謝しています。

（試合後の周りの反応は？）アンチの荒しで日本におられへんと思ったけど（試合内容を評価されて）うれしいです。でもやっぱり負けたから悔しい。勝つためにやってきたから。（トレーナーからどんな言葉を？）自分は大宮司さんにここまで強くしてもらったし、土居トレーナーに身体も強くしてもらったし。俺らは勝つことしか考えてなかったから、これからは先のことを考えていこうって感じでした。

（2018年を振り返って）俺、働いたでしょ（笑）？　俺はK-1はもちろん格闘技界を盛り上げたいと言っていて、ホンマは俺が勝って言いたかったけど、昨日は武尊くんが武尊くんの言い方で言ってたし、ちょっとは貢献できたかなと思っています。これからもしっかり格闘技を盛り上げたいと思っています。（次の試合は？）今はまだ考えてないですけど、これから盛り上げるためにはなんやろう？って考えてますけど…もうちょい働くか考えますね（笑）。

（2019年以降の大阪大会について）俺がK-1を大阪に持って帰ってくると言っていて、実際に俺の力が大きいと思うけど（笑）、昨日は若い子たちが頑張ってくれたことが誇らしかったですね。昨日の大会で大阪に強いやつがいることを証明してやったし、毎年というか毎回やっていいと思うし、やって欲しいですね。これから若い子が出る舞台を作っていって欲しいです。

　武尊くんも言っていたけど、大人は大人で色々と動いてくれていると思うけど、選手や自分たちが動かないと何も始まらないんで。目立ったことをしたらいろんな意見を言われて、アンチも出てくると思うけどビビったら何も出来ないんで。プロの選手はみんな自覚を持って頑張ってほしいです。…ってまた俺良いことを言いましたね（笑）」