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[ニュース]2016.4.8
4・10「Krush.65」挑戦者ジョーダン・ピケオー、Mike's Gymの仲間と交わした約束を果たす!「大きな花火を打ち上げて、ベルトをオランダに持って帰る」
    
 4月8日(金)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.65」の[-70kgタイトルマッチ/3分3R延長1R]で王者・中島弘貴と対戦する挑戦者ジョーダン・ピケオーが公開練習を行った。
 ピケオーは昨年5月「Krush.54」での佐藤嘉洋戦で初来日。下馬評を覆すKO勝利で日本デビューを飾ると、7月のK-1 WORLD GP-70kg初代王座決定トーナメントでも決勝進出を果たし、一躍、世界のトップファイターの仲間入りを果たした。今回はトーナメント以来、約9カ月ぶりの来日で、Krush-70kg王者・中島弘貴の持つタイトルに挑戦する。
 ピケオーはシャドーボクシングとミット打ちを2分1Rずつ公開。軽く動きを確認する程度のものだったが、ミット打ちの終盤はMike's Gymのマイク・パッセニール会長をコーナーに詰めて強烈な連打を打ち込んでいった。

 公開練習後の囲み取材では「この試合のために厳しいトレーニングを積んできたから、準備は万端だよ」とピケオー。Krush・K-1での活躍で評価は急上昇中だが「俺はいつも試合に対して向き合ってやってきた。K-1に出たからと言って何か変わることはないし、俺の周りにいるみんなも同じだね」と自然体だ。

 今回は日本デビューとなった思い出のKrushでのタイトルマッチで「日本で最初の試合がKrushだったし、そのKrushでタイトルマッチが出来ることはうれしく思った。K-1のトーナメントでは負けちゃったけど、こうしてKrushのタイトルマッチという形でチャンスをもらえたことがうれしいよ」と胸を躍らせている。
 対戦相手の中島については「今、彼に対して何かを言うことはないけど良い選手だと思う」と多くは語らず。「リングに上がって向き合うまで試合がどうなのかは分からない。中島もベルトを守るつもりでリングに上がるだろうから」とする一方「幾つか中島の試合映像を見たけど、どんどん前に出てくる選手だという印象を受けている。自分も同じように前に出るスタイルだから、すごくいい試合になるんじゃないかな」と激闘を予告する。

 また「先週、Mike's Gymの仲間たちが3人ともチャンピオンになって、俺もみんなにKrushでチャンピオンになって戻ってくると約束したんだ」とピケオー。「佐藤と試合した時もユーリ(・メス)に『絶対勝って帰ってくる』と約束して、その約束を守った。だから今回も俺は仲間との約束を守ってKrushのベルトを獲る」とKrushのベルトをオランダに持ち帰るつもりだ。
 日本にもファンの多いMike's Gym勢とあって、ピケオーのタイトル奪取を期待する声も少なくない。

「自分自身、日本にきたらほとんどが中島の応援で、日曜日はアウェーになると思っていたけど、日本ファンが俺のことも応援してくれてうれしく思う」と笑顔を見せるピケオーは「みんなのために大きな花火を打ち上げて、見ている人たちが楽しんでくれるような試合をするよ。俺は日曜日もKOを狙うし、仮にKOじゃなくても素晴らしい試合になると思う。熱いファイトが見たいファンはぜひ会場まで足を運んでくれ!」と日本のファンにメッセージを送った。
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