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[ニュース]2019.6.2
「K-1 WORLD GP」6.30(日)両国 フェザー級王者・村越優汰、卓越したテクニックと攻めの姿勢でシャオロンをKOする!「K-1チャンピオンとしてレベルの差をしっかり見せる。一戦一戦強さを見せて武尊選手に辿り着く」
    
 6月3日(月)神奈川・藤沢の湘南格闘クラブ藤沢にて、6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント〜」の[スーパーファイト/-58.5kg契約/3分3R・延長1R]でフォー・シャオロンと対戦するフェザー級王者・村越優汰が公開練習を行った。
 3月の「K'FESTA.2」では初防衛戦で卜部弘嵩の挑戦を完封で退け、見事に王座防衛を果たした村越。両国大会では-58.5kg契約のスーパーファイトで中国の格闘技イベント「GLORY OF HEROES」で8連勝の快進撃を続けているシャオロンを迎え撃つ。

 弘嵩戦前から進化を求めてK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフへの出稽古を開始した村越は「シルバーウルフに出稽古させてもらうようになって、自分の理想のファイトスタイルにも近づけたし、変わった姿を見せられたと思う。まだ自分は伸びると思うので、もっと上を目指すためにもまたお願いしようと思いました」とシャオロン戦に向けてもシルバーウルフへの出稽古を継続している。

 村越は昨年6月に第2代フェザー級王座決定トーナメントを制してベルトを巻いた直後の11月、王者としての初陣となったスーパーファイトのアレックス・リーバス戦でまさかの敗戦を喫してしまった。それを踏まえて村越は「今回もスーパーファイトでベルトがかかってないというのもあるんですけど、攻めの姿勢を見せたい。しっかり攻めて、理想として倒すところまで持っていきたい」と王者として攻めの姿勢を貫くと宣言。

 続けて「昨年のスーパーファイトの負けを払拭しなきゃいけない気持ちがある。リーバス戦の負けを払拭するためにも、しっかり倒して勝ちたい」とリーバス戦の悪夢を払拭するKOを見せると意気込む。

 対戦相手のシャオロンについて「攻撃をまとめるところが凄い上手いなと思いました。相手がロープに詰まった時に詰めて、しっかり倒しきることが出来ていた。そういう部分は気を抜けないです」と爆発力を警戒する村越。シャオロンは勢いだけでなく、相手の急所を突く冷静さも持ち合わせているが、村越は「技術面であれば自分はそこに自信を持っている。技術で相手に差をつけて上回りたい」とテクニック勝負で負ける気はさらさらない。

 サウスポー同士の対決ということで得意の左の三日月蹴りは蹴りにくくなるが「自分は左でも右でもどちらも三日月蹴りが出来る。相手の構えが逆であろうと自分は苦手意識もないし、特に関係はない」とサウスポー対決も問題なし。「右の三日月蹴りでKOを狙う?」と問われると「その可能性もあると思います」とニヤリ。公開練習でもサウスポーから繰り出す左の蹴りだけでなく右の蹴りも織り交ぜつつ、好調をアピールした。

 今回の試合はフェザー級の-57.5kgよりも1kg重い-58.5kg契約での試合となる。村越は対戦カード発表会見で武尊との対戦を見据えての契約体重での試合だと話していたが、改めて「K-1に来た目的は武尊選手と戦うこと。武尊選手は-60kgでも試合をしている選手なんで、そこを見据えても今回の試合は大事な一戦だと思います」と語る。

 フェザー級では同じ両国大会で西京春馬vsホルヘ・バレラの一戦が行われ、現K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者の江川優生も「村越選手とやりたい」と江川への挑戦をアピール。村越のベルトを狙う選手たち続々と表れている。村越はフェザー級の盛り上がりを歓迎しつつ「一試合一試合強さを見せて武尊選手までたどり着く」と宣言した。

「フェザー級も凄い盛り上がってきたなっていう印象ですね。色んな選手に自分とやりたいと言われるように、自分は一個一個しっかり勝って強さを見せて行くだけ。武尊戦を見据えてはいるんですけど、やっぱり目の前の試合が一番大事なんで。本当に一戦一戦を大事に、タイトルマッチじゃなくてもベルトがかかってるって気持ちで挑んで、一試合一試合強さを見せて武尊選手まで辿り着きたいと思います」。

 最後に「今回は中国の強豪選手とやらせてもらうんですけど、ここはK-1チャンピオンとしてレベルの差をしっかり見せて勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った村越。中国の昇り竜を相手に昨年の悪夢を払拭し、K-1王者に相応しい勝ち方を見せることができるか?
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