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[ニュース]2019.7.23
「K-1 WORLD GP」8.24(土)大阪 木村"フィリップ"ミノルが元プロボクサー・大泉翔と激突!「元プロボクサーにもパンチで勝つ。進化したK-1を見せる」(木村)vs「地元・大阪で怪物を倒して名前を売る」(大泉)
    
 7月22日(月)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、8月24日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」の第3弾対戦カードが発表された。
 今年は3月「K'FESTA.2」の和島大海戦、5月KRUSH後楽園大会の近藤魅成戦、そして6月のK-1両国大会でのクルーズ・ブリッグスとハイペースで試合をこなし、圧巻のKO劇を積み重ねている木村"フィリップ"ミノル。両国に続いてK-1大阪大会への出場も決まり、日本vs世界・5対5マッチで大泉翔と対戦する。

 大泉はプロボクシングで西日本新人王を獲得したキャリアを持ち、4月のKRUSH後楽園大会では実力者の山際和希に敗れたものの、1Rにボクシング仕込のパンチで山際からダウンを奪ってファンを驚かせた。

 会見では木村が「こういう形の試合が嬉しくて、めちゃくちゃワクワクしてます。今更スタイルを変えるつもりもないし、自分が磨いてきた武器(パンチ)でそのまま勝負したい。パンチの部分でも自分の方が間違いなく上だと思うんでしっかりと倒して勝ちます」とパンチでのKO宣言。

 続けて「今までボクサーと戦ってきたファイターはみんなパンチには付き合わないでローキックで倒すのがセオリーでしたが、さらに進化したK-1を見せる意味でも、ここはパンチでしっかり勝って、過去のボクサーと戦ってきたK-1ファイターの姿を超えたい」とこれまでの常識を覆す戦いを見せたいと意気込みを語った。

 対する大泉は「K-1 JAPAN GROUP2戦目でK-1のスーパースターの木村"フィリップ"ミノル選手と対戦できるのはすごいビッグチャンスやし、宝くじを当てるより凄いと思うぐらいのこと」と驚きを隠しきれない様子だったが「せっかくのK-1の大舞台やし、地元大阪で怪物を倒したら一気に顔が売れる」と地元大阪でのアップセット実現に向けて胸を躍らせた。

木村"フィリップ"ミノル
「まずこういう形の試合がすごい嬉しくてめちゃくちゃワクワクしてます。今更スタイルを変えるつもりもないし自分が磨いてきた武器でそのまま勝負したいなと思います。パンチの部分でも自分の方が間違いなく上だと思うんでしっかりと倒して勝ちます。

(元プロボクサーを相手にどういった試合をイメージしている?)もちろんパンチは凄く危険な武器だと思っています。でも今までボクサーと戦ってきたファイターは、みんなパンチには付き合わないでローキックで倒すのがセオリーでしたけど、それはもう昔のスタイル。今のK-1ファイターはそこでもパンチの武器で同じものをぶつけあった上で勝たないといけない。今までよりもさらに進化したK-1を見せる意味でも、ここはパンチでしっかり勝って、過去のボクサーと戦ってきたK-1ファイターの姿を超えたいなと思いますね。

(ここまでK-1皆勤賞だが、今年はこの先の大会も全て出たい?)この試合でダメージがなければって感じですね(笑)。だからぜひスケジュールを空けといてもらって、僕が出られるようにしておいてもらいたいですね。彼の昔の話(※大泉曰く『ボクシングではアウトボクサーだった』)じゃないですけど、僕は彼のボクシング時代のアウトボクシングを見たいし、僕と戦えば彼は自然にリング上でアウトボクサーになると思います。

(元プロボクサーとはいえK-1ファイターとしてはルーキーとの試合だが?)多分僕が一番大泉選手の良さも引き出せると思います。前回の大泉選手の試合を見たんですけど、彼の良さが出てないんだろうなって思って。もっと凄いものがある選手だと思っています。格闘技は本来それを潰しあうスポーツなんですけど、K-1はエンターテインメントがちゃんとできる試合がないといけないと思うんで、大泉選手の良さを全部引き出そうかなと思いますね」

大泉翔
「前回KRUSHデビューさせてもらって、2戦目でK-1のスーパースターの木村"フィリップ"ミノル選手と対戦できるというのは凄いビッグチャンスやし、宝くじ当てるより凄いと思うぐらいのこと。試合の時は全開で行ってパンチ勝負で倒したろうかなと思ってるんでよろしくお願いします。

 僕は元ボクサーなんですけど木村選手のパンチはエグいなって見ていました。というか僕はナチュラルに木村選手のファンなんですよ。だからちょっとワクワクドキドキが一杯で、携帯の待ち受けも木村選手です。それぐらいファンでちょっと後で写真撮ってもらおうかなっと思ってるんですけど(笑)。

 それはちょっと冗談で、木村選手はパンチのハンドスピードが凄いから集中力を切らしたら一発でバチーン!ってなってまう可能性があるんで、集中力が大事かなと思ってるんで。今回はしっかり前回見せられなかったものを、僕の全てを、ミノル選手にぶつけたいなと思いますね。

(ボクシング時代はアウトボクサーだったそうだが、どんな試合をイメージしている?)そこは秘密なんですけど、僕は顔を打たれるのが嫌なタイプなんで、それでアウトボクシングをしていた、と。まあ逃げてても見てる方はおもんないと思うし、せっかくのK-1の大舞台やし地元・大阪で怪物を倒したら一気に顔が売れるんちゃうかなと思うとワクワクしてきます」

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