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[ニュース]2015.11.20
-55kg王者・武尊「ベルトを獲りにいくつもりで最後まで倒しに行く」、挑戦者ボンジョバーニ「最高のパフォーマンスを見せる」
    
 11月20日(金)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて、明日、東京・国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 〜THE CHAMPIONSHIP〜」の前日会見が行われた。
 3大タイトルマッチの初陣を飾るのは王者・武尊×挑戦者チャールズ・ボンジョバーニの-55kgタイトルマッチ。軽量級離れした攻撃力を誇るハードパンチャー同士の一戦だ。

 9月の挑戦者決定戦を勝ち抜いてきたボンジョバーニを迎え撃つ武尊は「K-1のベルトは人生を賭けて獲ったベルトなんで、明日もこのベルトを獲りに行きたいと思います」と気迫のこもった挨拶。昨日ボンジョバーニが行った公開練習の映像もチェック済みで「計量直前でも動けていたんで、減量はそこまできつくないのかなという印象です」と分析する。

 常々「-55kgを一番激しくてKOが多い階級にする」と公言している武尊は「ずっと倒して勝つと言っているんで有言実行します。相手が失神しているところがイメージできます」とKO防衛を力強く宣言。「僕はタイトルマッチだからといって守るような戦いは絶対にしたくない。練習からベルトを守るというよりも、もう一回ベルトを獲りに行くつもりでやってきました。明日は挑戦者なみにバチバチ前に出て、最後まで倒しに行って絶対に勝つ」と誰よりも貪欲にKOを狙うと告げた。

 一方のボンジョバーニも「やる気も十分だし、何よりも試合を楽しみたい。明日は最高のパフォーマンスを見せる」とタイトルマッチが待ち遠しい様子。9月のウィリアム戦後、すぐにフランスで練習を再開したというボンジョバーニは約2カ月間、契約体重と同じ-55kgをキープ。グッドシェイプを保ったまま、練習を続けてきた。

 また「普段と練習は変わらない」というボンジョバーニだが「自分は特にKOというイメージはないけど厳しい試合になると思う。ただ自分は武尊に勝つためのテクニックや戦術・対策を立ててきた」と武尊撃破の準備は整っている。

 KO必至の-55kgタイトルマッチ。王者・武尊の"T-BOMB"が火を噴くか? それともプロ17戦17勝のボンジョバーニが無敗のままベルトを巻くか?
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