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[ニュース]2019.7.30
「K-1 WORLD GP」8.24(土)大阪 椿原龍矢、地元・大阪で年下相手には負けられない!「今スーパー・バンタム級は乗っている階級。その波に置いて行かれないように蒼士選手を迎え撃ちます」
    
 大阪・月心会にて、8月24日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪〜」の[スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]で蒼士と対戦する椿原龍矢が公開練習を行った。
 この日は道場内の気温が42度となる暑さの中での公開練習となったが、椿原は「後輩(TETSU)の言葉を借りると滾って(たぎって)ますね。まぁ、あんまり意味は分かってないんですけど(笑)」と、飄々として気にしたところはない様子。

「エアコンとかもほんまにあったらいいなとは思うんですけど、そういう設備もなく、暑い中で頑張っています。僕、ここ以外にも小学校の体育館とかでも練習をしていて、夏場はめちゃめちゃ暑くて熱中症になるんちゃうかなっていうぐらい追い込みをやっているんですけど、ずっとやっていることなので、今さら調子を崩すのもないし、たぶん大丈夫だと思います」

 その言葉通り、公開した2分間のミット打ちでは暑さの影響や疲れを見せず、スピードあるパンチ、ミドル、ヒザを休みなく叩き込んだ。

「自分の持ち味ってスピードであったりテクニックだと思うんですけど、その持ち味を活かすためにスタミナ強化であったり、今より速いパンチを打てるようにとか、バリエーションを増やしたり、今の自分をさらに高めるような練習を頑張ってます。楽しみにしていてください」

☆公開練習動画の視聴URLはこちら▷https://youtu.be/zNe1TnTE3-k

 練習に力が入るのはやはり地元・K-1大阪大会なればこそ。椿原は「去年ほんまは第1回目の大阪大会に出たかったんですけど、(Krushスーパー・バンタム級王座決定)トーナメントに出させて頂いていて出られなかったので。今回出ることになって“よっしゃ、やったろう”という感じがめっちゃあるので、そのまま行ったろうかなと思います。やっぱり地元には思い入れもあるし、いろんな人に見に来てもらえるので、知っている人の前でカッコつけたいと思うので、それで頑張ろうかなと思っています。よりやる気です」と語り、関西人らしい気質を試合へのエネルギーにしている。

 対戦相手の蒼士はK-1 JAPAN GROUP初参戦となった2017年8月のKrush名古屋大会で後のKRUSHバンタム級王者・晃貴をKOし、そこから4戦して負けなしと伸び盛り、18歳のファイターだ。

「あんまりちゃんと動画をまだ見ていないんですけど、速くて上手いタイプの選手かなというのがあります。全く対戦するとは思っていなかったし、自分で映像を見ると相手が強く見えてしまうので、普段あんまり自分で動画を見たりっていうのもないです。今回も周りの選手や指導者の人に任せて頑張ろうかなと思っています」

☆公開練習動画の視聴URLはこちら▷https://youtu.be/zNe1TnTE3-k

 スーパーファイトのポスターには「下剋上は起きるのか?」というキャッチコピーが躍っているが、「僕はチャンピオン以外はみんな大体並んでいるのかなと思っているので、あまり下克上とか上とか下とか気にはしていないんですけど、上という風に言ってもらっているのであれば、ちゃんと迎え撃って負けないようにしようと思っています」とクールに語る一方、「蒼士選手は1つ下なので、やっぱり年下に負けていたらダメかなと思うので絶対負けたくないです」と力を込めた。

 それというのも6月30日のK-1両国大会で行われたスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントが大きな刺激となっており、「出たかったなという気持ちもあるんですけど出られなかったものはしょうがない。次のトーナメントが開催された時に呼ばれるような立場になれていたらいいかなと思います」「みんな強くて上手い選手ばっかりで、僕の階級はいま乗っていると思います。その波に置いていかれないよう頑張っていきたい」と、椿原はスーパー・バンタム級でのさらなる上昇を目論んでおり、ここで止まっている訳にはいかない。

☆公開練習動画の視聴URLはこちら▷https://youtu.be/zNe1TnTE3-k

 この試合を経て目指すのは11月16日(土)にサンエイワーク住吉スポーツセンター(第1体育館))で開催が決まったKRUSH初の大阪大会だ。

「この試合をしっかり勝って、まず僕の目標はKRUSHの大阪大会、去年は大阪K-1の第1回に出られなかったので、大阪KRUSHの第1回には出たいと思っています。その次はやっぱりKRUSHのベルトであったり、K-1のベルトに挑んで獲れたらいいなと思っています」

 K-1 JAPAN GROUPにおいて躍進する大阪勢、その一翼を確実に担っている椿原。自身の描く青写真の第一歩として、K-1大阪大会で勝利を手にすることはできるか。

「次の試合は絶対勝つし、これから試合まで1ヵ月ぐらいしかないんですけど、めちゃくちゃパワーアップするし、めちゃくちゃ追い込んでばり強くなっておくので、次の試合楽しみにして、僕がどれだけ強くなっているかを見てもらったら嬉しいです」
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