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[ニュース]2019.9.29
此尾昂希、卓越したテクニックでプロのリングでも勝利!「緊張してしまって普段の力はあまり出せなかった。早くKRUSH・K-1という上のステージに上がっていきたい」
    
 9月28日(土)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて「K-1 KHAOS NIGHT.9」の一夜明け会見が行われた。

 AbemaTV「格闘代理戦争」の卒業生たちがプロデビューしK-1選抜選手と対抗戦で激突した今大会で、K-1選抜・勇治と対戦した此尾昂希。プロボクシングでの試合経験もある此尾はテクニカルな試合運びで終始攻勢を保ち、フルマークの判定で勝利してK-1 JAPAN GROUPでのプロデビュー戦を飾った。

 一夜明け会見で「緊張してしまって普段の力はあまり出せなかった。勇治選手はプロで経験が多いだけあってタフで気持ちも強かった。そういう選手と戦えたことは自分にとっても良い経験になった」と試合を振り返った此尾。現在は地元・大阪を拠点に、追い込み時期に上京して所属するFighting Kairosで練習するというトレーニング環境だったが、「次の試合からは東京で練習しようと思っています」と今後は上京して本格的にFighting Kairosでトレーニングする計画があることも明かした。

 此尾はボクシングでのデビューしたあとに格闘技から離れ、格闘代理戦争がきっかけで格闘家として再出発した。「ホンマに格闘代理戦争がなかったら、また格闘技はやってなかったと思う。格闘代理戦争には感謝しかない」と語ると、10月26日からスタートするAbemaTV「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」へのトライアウト参加を考えている選手たちに向けて「自分もそうだったようい出るか出ないかの葛藤が絶対あると思う。でも挑戦したことに対する後悔はなかった。皆さんも挑戦して頑張ってください」とメッセージを送った。
此尾昂希
「昨日は皆さん応援ありがとうございます。立派な舞台で試合をさせてもらえたことをめっちゃ嬉しく思って、そこでプロデビュー戦を勝てたことはホンマに嬉しかったです。(試合内容を振り返っての感想・対戦相手の印象は?)やっぱりプロの舞台は緊張して。入場前になったらけっこう緊張してしまって、普段の力はあんまり出せなかったです。でも良い経験にもなったし、勇治選手はプロで経験が多いだけあってタフで気持ちも強かった。そういう選手と戦えたことは自分にとってもめっちゃ良い経験になったんで、次はもっとステップアップしていきたいと思います。

(格闘代理戦争の時と比べると戦い方が洗練されているようにも感じたが?)代理戦争のトライアウトを受けた時は何も練習していなくて、試合までの練習期間も短かった。今回はその時に比べて練習する期間はあったんで、そういう期間でちょっと成長出来たかなとは思います。でもやっぱり試合では全然練習してきたことが出せなかったんで、次はちょっと頑張って倒します。

(出身は大阪で所属は東京のFighting Kairosになっているが、現在のトレーニング環境は?)トレーニング環境は仕事の関係もあったんで大阪で練習しながら、試合の1カ月ぐらい前に東京に来てFighting Kairosで追い込んでもらった感じですね。次からはちょっと東京で練習しようかなと思ってます。

(格闘代理戦争がなければ格闘技に戻ってくることもなかったと思うが、自身にとって格闘代理戦争はどんな経験になった?)ホンマに格闘代理戦争がなかったら、また格闘技はやってなかったと思います。ホンマに夢のある良い企画やったんで格闘代理戦争には感謝しかないですね。(格闘代理戦争の新シリーズに出場を考えている選手達に何かメッセージは?)僕もそうやったんですけど『出てみようかな? 止めようかな?』って葛藤が絶対あると思うんで。でもやっぱり何でもやってみて、挑戦することが大事やなと思いました。挑戦して終わった後に、挑戦したことに対する後悔は絶対なかったんで挑戦して良かったと思ってます。皆さんも挑戦して頑張ってください。

(今後のプロとしての目標や理想の選手像は?)ホンマに一戦一戦勝っていって、早くKRUSH・K-1という上のステージに上がっていけるように、一戦でも早く出来るように毎試合インパクトのある勝ち方を出来るぐらいの選手になりたいです。(ファンの皆さんにメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。次の試合は判定じゃなくて倒せるぐらいの選手になって戻ってくる期待しといてください。また応援よろしくお願いします」
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