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[ニュース]2019.10.16
「K-1 WORLD GP」11.24(日)横浜 江川優生、自らの強さを証明してフェザー級王座決定トーナメントを制す!「誰でも分かるようなはっきりとした強さを見せつけて優勝したい。3試合KOして夢のK-1のベルトを巻く」
    
 10月15日(水)東京・足立区のPOWER OF DREAM(以下POD)にて、11月24日(日)横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜よこはまつり〜」の[第3代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R]でホルヘ・バレラと対戦する江川優生が公開練習を行った。
 1月に西京春馬を破りKRUSHフェザー級王者となり、6月の初防衛戦では1RKOで挑戦者TETSUを撃破した江川。今回は唯一の現役KRUSH王者として、フェザー級王座決定トーナメントに満を持しての出場となる。公開練習では左右のミドルも織り交ぜながら、得意の左フックだけでなく右ストレートにも重点を置いたようなミット打ちを披露。大会までまだ1カ月以上の準備期間があるが「今のところ良い練習が出来ていて、怪我もなく体調もバッチリです」と調整も順調に進んでいる。
 今回のカード発表会見の直後、江川は「自身のSNSを通じてマイクパフォーマンスより強さが評価されるリングであってほしい」と自らの価値観をはっきりと発信した。

 江川は「思ったより反響があってみんなやっぱりそう思ってるのかなと感じました。あの発言は自分にプレッシャーをかけている部分もあるし、自分は去年の王座決定トーナメントの前に負けちゃって。本戦ではなくてリザーブファイトで試合を組まれたこともあります。それで今回は勝ち上がってやっとの思いで手に入れた切符なので、そういう思いもあってツイートしました」と胸の内を明かす。

 そのうえで「誰でも分かるようなはっきりとした強さを見せつけて優勝したいです」と結果はもちろん自身の強さを証明した上でのトーナメント制覇を果たすと宣言する。

 その第一関門は江川と同じくパンチを武器とするホルヘ・バレラ。江川は「見てのままだと思うんですけどパンチャーの選手で、あとは外国人選手特有の腕の長さだったり拳の硬さだったりがあるのかな、と。自分と噛み合って良い試合になるんじゃないかなと思います」とバレラの印象を語り「自分と打ち合ったら自分の方が勝っている自信はありますね」とバレラとの打ちにも自信を示す。

 準決勝で当たる可能性が高いと見ているのは、1月に拳を交えている西京。江川自身も記者会見で「本当だったら自分と(同じブロックの)西京選手が決勝でやった方が盛り上がるんじゃないかなと思う」と語るように準決勝がトーナメントの一番の山場だと考えている。

「(6月の西京vsバレラ戦を見て)前よりパワーはついたかなって感じはありますけど、戦い方としては特に変わりはないように感じたので、イメージ通りいけばまた勝てるんじゃないかと思います。1回勝ったからと言って油断しないで、しっかりまた倒しに行きます。前回は自分がジャッジ3人とも取ったと思ったんですけど、1人ドローのジャッジがいたんで、今度は判定だとしてもはっきりと3-0で、もしくはKOでいきたいと思います」

 PODと言えばK-1王者・武居由樹の存在感が際立っているが、江川は武居とも違う唯一無二のファイトスタイルの構築を目指している。

「同じジムなんで多少は共通する面もあるとは思うんですけど、理想を追求して自分なりのファイトスタイルで勝ちあがって行きたいですね。(エキサイティングな試合で魅せるという観点では武居を超えたい?)まだ自分はそこまで辿り着いてないと思うんで、まずは同じ地位に立つことが目標ですね。

(以前、ボクシングで活躍しているチャーロ兄弟を理想のファイトスタイルとして掲げていたが?)アグレッシブな兄とテクニックのある弟、その中間が自分の理想かなと思います。自分は打ち合いながらも勢いだけでは行かない。相手を見ながら打ち合ってるんで試合でもらうことはないし、そこは打ち合い上等とはちょっと違うかなって感じがします。ショートレンジで打ち合っても自分はもらわずに勝つイメージです」

 今回は江川にとって初の1日3試合のワンデートーナメントとなるが「理想は本当3試合KOですけど、そこはやっぱりトーナメントなんで時の運もある。自分のその時のコンディションもあるんで何とも言えないですけど、全試合KO目指して頑張ります」。

 最後にファンに向けて「11月24日、横浜アリーナでしっかり3試合制してKOで勝って、K-1の夢のベルトを巻くんでぜひ皆さん会場にお越しください!」とメッセージを送った江川。満を持してのトーナメント参戦でK-1王者の夢を叶えることは出来るか?
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