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[ニュース]2019.11.15
「K-1 WORLD GP」11.24(日)横浜 皇治、総合格闘家・川原誠也に“ナメんなよ”「俺がここで負けたらK-1がナメられる。K-1はそんなに甘くないよってところを見せます」
    
 11月15日(金)東京・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜よこはまつり〜」の[スーパーファイト/-61kg契約/3分3R・延長1R]で川原誠也と対戦する皇治が公開練習を行った。
 今大会では総合格闘家としてパンクラスのリングで活躍してきた川原との一戦に臨む皇治。緊急参戦での横浜大会出場となったものの、公開練習で気迫のこもったミット打ちを披露する。

 8月のK-1大阪大会でメインイベンターとしての重責を果たし「自分が強くなるために」年内休養宣言をしていた皇治は、今回のオファーを受けた理由を「ファンやK-1が自分を求めてくれるなら、俺はK-1が好きやから助けに行くよと言っていたんで。それが出場を決めた理由です。対戦相手がどうとか全然関係ないっすね」と明かす。

 対戦相手の川原は総合格闘技を引退して7年のブランクを経ての現役復帰となる。「(川原は)MMA選手で凄い活躍して、会見も乱闘になるようなヤンチャなヤツやって聞いてて。それやったらすげえエンターテイメント的に盛り上がるし良いんじゃない? 自分はずっと異種格闘技戦のような戦いを求めてたんでちょうどエエわと思って受けたんですよ。それで記者会見どんなヤツが来るんやと思ってたらただのパジャマくんやったっていう」といきなり皇治節をさせる。

 会見での印象を問われても「何もないっすよ。脇汗ごっついかいとったからごっつい緊張しとったんやろうなって。ごっつ汗かいとったんで今度汗拭きシート持ってったろうって感じです」と相変わらずの調子で、川原のMMA時代の映像も全く見ていないという。

 川原はかつて“パンクラスの悪童”の異名を取り、過去には失神した相手を殴り続けて物議を醸したこともあったが、それを聞いた皇治は「それただの変態でしょ(笑)」と一刀両断。

「さっき言ったように凄いヤンチャで、俺とやるために復帰するっていうリスク背負ってきたヤツだって聞いてたんで。それで会見から盛り上げてくれるんやったらええんちゃうかなと思って俺は受けた。それがイメージと違ってオイオイみたいな感じですけど…まあでもちょっと早いクリスマスプレゼントじゃないすけど、ファンのみんなが俺が加わることでより楽しみを持ってくれたら。俺抜きのあいつらじゃK-1をよう盛り上げへんからね。助けたろっていう、選手にもファンにもクリスマスプレゼントですよ」と皇治節は続く。

「(川原の態度は)俺をナメてるっていうのもあるやろうし、やっぱ何よりK-1をナメとるじゃないすか。MMAで活躍しとったかなんか知らんすけど、いきなりK-1に来るっていうのは。それはやっぱり調子こくなって俺は思ってるんで、そこを見せようかなと思ってます」と“K-1代表”として外敵を倒す意識だという皇治。万が一この試合に敗れることがあれば、自らが考える未来も消え去ってしまうリスクを背負った一戦でもある。

 また「正直俺がここで負けちゃったら、だいぶK-1がナメられると思うんすよ。スーパー・フェザー級も色んな選手いますけど、知名度的に俺が喰われたらタケポン(武尊)しかおれへんって一般人は思うでしょ。まあまあそんなに甘くないよってのを見せとかんとって俺は思ってますね」と今回の一戦にかける思いの丈を打ち明けた。

 皇治は川原をマットに沈めてK-1の牙城を守ることができるか?
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