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[ニュース]2019.11.22
「K-1 WORLD GP」11.24(日)横浜 オーストラリアの父子鷹がトーナメントに波乱を巻き起こすか!?ブランドン・スペイン「元ファイターの父を見て自分もK-1に憧れた。父と家族、オーストラリアのファイターのためにベルトを勝ち取りたい」
    
 11月22日(金)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜よこはまつり〜」のK-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R]で卜部弘嵩と対戦するブランドン・スペインが公開練習を行った。
 スペインはオーストラリア出身のファイターで20歳の若さにして30戦のキャリアを誇り、ISKA(ムエタイルール)の地区タイトルも手にしている。公開練習では回転の速いパンチから左右のミドル、ヒザ蹴りと満遍なくスキルを披露。以前はライト級で戦っていたこともあってか過去の試合映像などよりシャープな印象を受けた。

「K-1からオファー受けた時は本当に夢が夢が叶った気分だったよ。父が若い頃にキックボクシングのチャンピオンだったこともあって、7年前からずっとK-1を見て憧れていたし、父の姿を追いかけながら自分もK-1のような舞台に立ちたいと思っていたんだ」と現在はトレーナーも務めている父の影響でK-1に憧れていたと語るスペイン。「減量もコンディションもとても良い状態だ。早く日本のファンの前で試合がしたくて興奮しているよ」とコンディションも万全で試合が待ちきれない様子だ。

 一回戦は元スーパー・フェザー級王者・卜部弘嵩との対戦になるが、臆するところは全くない。スペインはまず一回戦に全力を尽くし、最終的にはトーナメントを制したいと語る。

「自分のファイトスタイルはアグレッシブでパンチを多用して常にプレッシャーをかけていくスタイルだ。どんどん前に出て盛り上がる試合をしたいね。卜部のことはもちろんよく知っているし、もの凄く強い選手だと思う。でもまずは自分のベストを出すことに集中して最高の試合をしたいね。

(準決勝や決勝で対戦したい選手は?)相手は誰でもかまわない。自分の全力を尽くして戦うだけだ。まずは一回戦の卜部戦に集中して全力を尽くしたいね。1日3試合ではないが似たようなワンデートーナメントの経験はある。3試合全て勝ち抜くためには1Rで対戦相手をKOするぐらいの気持ちを持って早い試合で終わらせることが重要だと思っている。それが結果的に怪我をしないということにもつながると思う」

 最後に「K-1のベルトはもちろん父に奉げたいし、家族、そしてオーストラリアのファイターのために戦ってベルトを勝ち取りたい」とオーストラリアを代表してトーナメントを勝ち抜きたいと意気込みを語ったスペイン。父子鷹のオーストラリアの新鋭がアップセットを起こし、卜部の二階級制覇の夢を阻むことになるのか?

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