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[ニュース]2019.11.22
「K-1 WORLD GP」11.24(日)横浜 ヘビー級王者ロエル・マナート、新しいK-1の歴史を創る!「過去のレジェンドの話をしてもしょうがない。今は自分がK-1チャンピオンで、自分がレジェンドになる時だ」
    
 11月22日(金)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜よこはまつり〜」の[K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]でクリス・ブラッドフォードと対戦するロエル・マナートが公開練習を行った。
 今年3月の「K'FESTA.2」でスーパーファイトとして対戦が決定していたロエルとブラッドフォード。この時はロエルの左手負傷により試合が消滅となっていた。今大会ではロエルが自ら持つベルトをかけた初防衛戦として、ブラッドフォードとの対戦となった。

 公開練習では父であり、トレーナーでもあるアンドレ・マナートを相手に以前より力強さとシャープさを増した動きでパンチと蹴りを繰り出すミット打ちを披露した。

「3月は怪我が原因でキャンセルになってしまったが、左手の怪我は完治して今回の試合に向けて準備万端だし、コンディションも最高だ。また日本で試合を出来ることがとても嬉しくて興奮しているよ」とロエルは1年8カ月振りのK-1での試合が待ちきれない様子。

 負傷前には連勝を重ねて好調を維持していただけに「怪我がきっかけで色んなことを考えることも出来たし、前回日本で試合をしてから時間が経っているが、常に自分はジムと共に成長を続けている。ファイターは成長することを止めてしまえばそれまでだと思っているので、常に自分を磨いてる」とより進化した姿を見せるとファンに約束する。

 初防衛戦の相手はK-1で活躍してきたサム・グレコの推薦選手でもあるブラッドフォードだ。ロエルも90年代を代表するキックボクサーだったアンドレを父に持ち“K-1のDNA”を持つもの同士の対戦でもあるが、ロエルは新時代のK-1ヘビー級にふさわしい試合を見せることが大事だと語る。

「ブラッドフォードは初参戦かもしれないが、経験もあって強い選手というのは間違いない。でも自分達もそれに向けての準備はしてきているし、自分のディフェンスが彼のプレッシャーに負けることはないので自分の方が上だと思っている。確かに自分はレジェンドと呼ばれている父のDNAを引き継いでいるが、あまり過去のレジェンドの話をしてもしょうがないだろう?

 ブラッドフォードももちろんサム・グレコから指導を受けているかもしれないが、家族としてつながっているわけでもない。本当にDNAを引き継いでいるのは自分だし、今一番フォーカスしなければいけないのは自分達が新しい時代を創っていくということだ。自分は今K-1チャンピオンで、自分がレジェンドになりたいと思っている。日本では1年半以上振りの試合になるが、常に自分の力を磨いてきた。今回は以前より強くなった試合を見せることが出来ると思っている。そのためにトレーニングを積んできたし、新しいスキルを見せるのが楽しみだ」

 最後に「日曜日はぜひ試合を見に来てくれ!タイトルマッチもあるし、とてもエキサイティングな試合が見れるはずだ」とファンにメッセージを送ったロエル。新時代のK-1ヘビー級にふさわしいファイトを見せてヘビー級の新たな歴史の幕開けとなるか?

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