ニュース
[ニュース]2016.4.15
Krush-67kg王者・渡部太基、スピード・テクニック・喧嘩力で-70kgでも勝つ!「結果を出してナンボ。やるからには一番を目指す」
    
 4月15日(金)東京・三ノ輪のGolden Globeにて、4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜」のスーパーファイトで山崎陽一と対戦するKrush-67kg王者・渡部太基が公開練習を行った。
 昨年7月のK-1 WORLD GP-70kg初代王座決定トーナメント以来、約9カ月ぶりのK-1参戦となる渡部。今年1月にはKrush-67kgの王座を手にし、今回はKrush王者としてK-1再登場を果たすことになった。

 主戦場のKrushでは-67kgで試合をしている渡部にとって、K-1では-70kgまで階級を上げて試合をすることになる。前回のK-1参戦時には-70kg用の身体を作るためにウエイトトレーニングや食事を増やし、計量後もなるべく体重を戻そうとしたが「結果的に自分の身体が重くて、すぐに疲れてしまった」。その反省点を活かし、今回は練習方法そのものを修正した。

 -67kgで試合をする時と変わらぬメニューで練習を続け「色んな技を磨いたり、自分が苦手な部分を克服するような練習をしてきた。相手がデカくてもスピードで動けばなんとかなると思うので、-70kgで戦うことにこだわらず身体が小さいなりの戦い方で勝とうと思います」と身体を大きくすることやパワーよりも技術・スピード面を重視。
 2分1Rずつのシャドーボクシング・ミット打ちでも威力だけでなくスピードとキレを感じさせるパンチ・ミドルを繰り出し「7月とは全く違う自分を見せられると思う」という言葉通りの動きを見せた。

 対戦相手の山崎については「頑丈でパワーファイターというイメージだったけど、映像を見たら意外と何でも出来るのかなと思った」という渡部。山崎の技術面に警戒を示す場面もあったが「もし山崎選手が色々と攻撃を散らしてテクニック系で来るなら、こっちは喧嘩力で対抗しますよ。どっちにしても激しい試合になると思います」と持ち前の攻撃的なファイトスタイルを変えるつもりは一切ない。

 それは-70kgで戦うことについても同じで「ただ-70kgで試合をするだけじゃなくて、-70kgでも結果を出すつもり。やっぱりファイターは結果を出してナンボなんで。やるからには一番を目指します」とK-1-70kgでも頂点を見据えている。
 また渡部がK-1で敗れたジョーダン・ピケオーはKrush-70kgでベルトを獲ったばかりだが「ピケオー強いっすよね。でも俺もしっかり身体を作っておくんで、待っとけよって思います」とピケオーへの雪辱にも燃えている。

 これまでKrushで数々の激闘を繰り広げてきた渡部は「この日は豪華なカードがたくさんあるですけど、俺は常に自分がメインで主役だと思って試合しているんで、渡部の試合は面白いと思って帰ってもらえたらと思いますね」とファンにメッセージ。Krushが誇る激闘王者がK-1-70kg戦線へ本格侵攻だ!
トップページへ戻る