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[ニュース]2020.1.26
復活を遂げたゴンナパーがK-1王座への挑戦をアピール!「自分はライト級でもスーパー・ライト級でも戦える。過去に林健太と安保瑠輝也に勝っているし、いずれ2人のチャンピオンと戦いたい」
    
 1月26日(日)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて「Krush.110」の一夜明け会見が行われた。
 大会名称・ロゴがかつての「Krush」に戻り、新たなスタートとなった大会でメインイベントを務めたのはKrushライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック。昨年3月に父親を亡くし、実に10ヵ月ぶりのファイトとなったが、ライト級に上げて2戦2勝2KOと絶好調の横山巧を判定で退けて王座防衛を果たした。

 一夜会見で「まだ本調子ではなかった」と振り返るゴンナパーだが、試合後同様にK-1のベルト奪取に意欲。ライト級の林健太を標的にするかと思いきや、かつて対戦しKOしている現スーパー・ライト級王者・安保瑠輝也にも牙を剥いた。

ゴンナパー・ウィラサクレック
「こんにちは、ゴンナパー・ウィラサクレック です。昨日は自分の仕事ができたと思っているし、とても嬉しい気持ちです。(試合を振り返って)昨日の試合では自分の体がちょっと遅かったなと感じている。やはり長く休みすぎたな、と。コンディションはあまりよくなかったと思う。ただベルトを防衛できたことがとても嬉しかった。ただし昨日のジャッジについて、自分の中では3ラウンドすべて取ったと思っていたら、ジャッジ1名はドローをつけていた。そのジャッジに対しては不満がある。

(コンディションは万全ではなかった?)正直なところを言うと、長く休んでいたのと日本に来て寒い気候にさらされて風邪も引いていて…実際に全力で練習ができたのは1週間程度だった。これから試合のスパンが短ければ短いほど、自分のコンディションを上がっていくと思っている。

(試合後はK-1ライト級王座への挑戦もアピールしていたが?)今回日本に戻ってきて、やはりK-1のベルトが欲しいと思いました。3月、できればK-1ライト級のベルトを懸けて林健太選手と戦いたいと思っている。相手は以前自分に負けた相手なので、もう一回やりたいと思う。また私はライト級だけでなくスーパー・ライト級でも戦えると思っていて、現チャンピオンの安保瑠輝也選手も以前私に負けている。自分はK-1のリングで2人のチャンピオンと戦いたい。

(すぐにでも林と戦いたい?)できれば3月の『K'FESTA.3』でライト級のベルトを懸けて林選手と戦いたい、早くやりたいという気持ちがある。ただそこはK-1サイドも考えていることがあると思うので、一試合挟んでやっても構わない。ただファンのみなさんは私と林選手が戦うところを見たいんじゃないかなと思っている。

(今後もK-1ルールでレベルアップする自信は?)これからも自分は成長できると思っている。もっとK-1ルールを深く知って戦い、K-1ルールに100%針を振った練習をしていくことでどんどん強くなっていけると思う。

(今日は派手なジャケットを着ているが)これは自分で選んだもので、個人的にこういう服が好きだ(笑)。好きなところは…まずは柄、あとは色も好きだ。タイで紫というのは自分の生まれた曜日の色で、紫が好きだ。

(ファンのみなさんへのメッセージは)いつも応援してくださっているファンのみなさんありがとうございます。今後も自分は日本で戦っていく。ただ一つ言いたいのは、昨日のジャッジにはとても不満だということだ。全ラウンド自分が取っていたと思うし、それはジムを通してK-1サイドに申し立て書を送ろうと思っている。これは自分のためだけではなく、今後日本に来る他の外国人選手のためにも言っておかないといけないと思うからだ。改めてK-1・Krushのみなさん、プロモーターのみなさん、ファンのみなさん、チャンスをくれたウィラサクレック会長、全員に感謝したいです。ありがとうございます」
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