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[ニュース]2020.3.4
「K'FESTA.3」3.22(日)さいたま 小澤海斗、「7つの習慣」と「鬼滅の刃」で完全復活を宣言!「トーナメント準優勝のジャオスアヤイをぶっ倒せば完全復活の証明になる。俺がフェザー級を掻きまわしてベルトを獲ります」
    
 3月4日(水)東京・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN 〜K'FESTA.3〜」の[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]でジャオスアヤイ・ソー.デッチャパンと対戦する小澤海斗が公開練習を行った。
 昨年6月の鷹大戦で左拳を骨折し、今回が約9カ月振りの復帰戦となる小澤。公開練習のミット打ちではその不安を払拭するかのようにいきなり鋭い左ストレートを放ち、さらに力強い左ミドル、ローも蹴り込み「拳の状態は100%」と好調ぶりをアピールした。

 小澤は怪我でトレーニングが出来ない間、それまで一切興味がなかった読書に励み、そこでハマったのが人生のバイブルとも言われる「7つの習慣」。そして昨年から大ヒットしている漫画「鬼滅の刃」で、共に格闘技においても得るものがあったと語る。

「怪我するまでは本を読んだことがなかったんですけど、怪我したついてで読書しようかなと思って色んな本を読みましたね。『7つの習慣』は良かったっすね。私生活にも使えるし、経営者を目指しているので(笑)。自分も7つの習慣を身につけます。(格闘技に対するアプローチも変わった?)そうっすね。『7つの習慣』を読んで私生活も大事だなと思って、格闘技を意識した生活をするように心がけています。身体を動かさない分、頭の中でイメトレして練習してました。

 あとは漫画の『鬼滅の刃』っすね。あれで呼吸と間合いを覚えました。(格闘技も)相手との間合い、呼吸が大事じゃないですか。格闘技で言ったら刀は足かなと思うんで、蹴りでスパッと仕留めてやろうかなと思います(笑)。パンチも蹴りもどっちも磨いています」

 復帰戦の相手は小澤が怪我で出場できなかった11月の第3代フェザー級王座決定トーナメントで準優勝の実績を残したジャオスアヤイ。一回戦では必殺の二段式飛びヒザ蹴りで安保璃紅をマットに沈め、準決勝では卜部弘嵩とダウンを奪い合う大激闘を演じて大きなインパクトを残した。

 小澤は「ムエタイベースだけどアグレッシブに来る」とジャオスアヤイのスタイルを分析しつつ「ムエタイにはないリズムで圧倒したい。今回はこっちもアグレッシブにいってぶっ倒してやろうかな」と自信満々にKOを予告。「(完全復活を印象付けるには)やっぱKOじゃないですか? 当たる技全部倒せると思うんで、タイミングを見て、あっちの気が緩んだ瞬間にぶっ飛ばしてやろうかなって思ってます」とKOでの完全復活すると誓った。

 現在のフェザー級戦線を「役者が揃ってない」と一刀両断した小澤。自身が不在だったフェザー級を「(以前は)ナマズくん(芦澤竜誠)がK-1の起爆剤だったけど……俺は自分が出ない試合は興味がないんで見ない。(今後は)フェザー級を掻きまわしますよ。ベルトを獲ります」と自らが起爆剤になってフェザー級に火をつけると宣言。

「久しぶりの試合を楽しみにしているファンにどんな自分を見せたいか」と問われると「やっぱり完全復活じゃないですか。トーナメント2位だった選手を完全に圧倒してぶっ倒せば完全復活の証明になると思うんで、それを見せてやりたいですね」と、改めて完全復活がテーマだと明言する。

 小澤は怪我している期間にYouTuberとしての活動も開始しており、最新の動画では高校で講演を行った様子を公開した。「あれはめっちゃ良かったっすね。終わった後にSNSで『ありがとうございました』とか、違う学校からも『うちにも来てください』とかメッセージが来て。今は試合前なんで断ってますけど、試合が終わったら高校生のガキンチョたちに自分を持って強く生きなさいって伝えていこうかなって思います」とその反響に手応えを感じたという。

 最後に試合を通して「やっぱり刺激になるような、やる気を与えたいっすね。高校生はやる気がないヤツは何もやんないで3年間が終わっていくじゃないですか。そうはなって欲しくないんで、俺がみんなに刺激を与えて好きなことでも何でも良いんでやる気を与えてやれたらなと思います」と熱弁した小澤。

 トーナメント準優勝のジャオスアヤイをKOする完全復活劇で、小澤がフェザー級戦線に再点火するか?
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