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[ニュース]2020.3.23
安保瑠輝也、不可思との大激闘を振り返る「不可思選手のエゲつない気持ちの強さを感じた。久しぶりに自分らしい試合の展開を見せることが出来た」
    
 3月23日(日)都内にて、3月22日(日)「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN 〜K'FESTA.3〜」さいたまスーパーアリーナ大会の一夜明け会見が行われた。
 ゲーオとの2連戦を経て不可思と2度目の防衛戦に臨んだ安保瑠輝也。初回は持ち前のキレと攻撃力を爆発させて不可思を圧倒して右ストレートでダウンを奪いKO寸前に追い込むが、2R以降は不可思が驚異的な粘りと気持ちの強さを発揮して両者一歩も引かない熱戦に。3Rも不可思の前進に苦しめられながらも、1Rにらしさを発揮した安保が判定3-0で防衛に成功した。

 不可思との激闘を「久しぶりに自分らしい試合の展開を見せることが出来た。倒せる手応えの攻撃が自分の中では3発はあったけど、そこからむしろ追い上げてくる(不可思)エゲつない気持ちの強さを感じた」と振り返った安保。

 減量に苦しみ再計量となったこと、また拳の怪我で長期離脱の可能性もあることも含めて「階級を上げるのかこのままやるのか、今はちょっと考えてます」とウェルター級転向の可能性も示唆した。

「久しぶりに自分らしい試合の展開を見せることが出来たかなと思うんで、良い点もまだまだ改善していかないといけない部分もあるんですけど、とりあえず2度目の防衛をすることが出来てすごいホッとしてます。(不可思と戦えたことで久しぶりに試合が楽しいと思える感覚があった?)1Rはすごい楽しかったですね。自分の攻撃力というのも出せましたし、ただそれを出して、今までやってきた選手だったらあそこで倒れてたと思うんですけど。

 そういう手応えの攻撃が自分の中では3発はあったんですよね。でもそこからむしろ追い上げてくるというか、エゲつない気持ちの強さを感じて、途中からはやっぱり他の団体でたくさんのベルトを獲ってきて、それだけの実力がある選手だなと思いましたね。

(減量失敗の影響は?)そこは感じたとしても感じなかったとしても、しっかり作ってくるのがプロなんで。そこは言い訳出来ないんで、あそこで失速したのは自分の実力です。(ではしばらくはスーパー・ライト級で減量も含めて戦っていく?)それはちょっと今考えていて、ちょっと昨日の試合で左の拳を怪我してしまって、もしかしたら骨折しちゃったかもしれないんで。それを病院でどうなのか検査して。体重はまあスーパー・ライト級でも出来ますし、山崎(秀晃)選手がすごい僕に猛烈アピールしてますけどどうなのかなって。今実際にやる意味はそんなにないのかなって自分自身は思ってるんで、階級を上げるのかこのままやるのか、今はちょっと考えてますね。

(スーパー・ライト級はほとんどの選手とやったので、新しい選手との戦いや挑戦をしていきたい?)そうですね。日本人はほぼ全員やって、外国人選手もスーパーライト級は2度やったゲーオ選手以外目立つ選手がいない。だから今後はどうしようかなってちょっと考えてます」
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