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[ニュース]2020.8.27
ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS「K-1 WORLD GP」11.3(火・祝)福岡 KANA「簡単に超えられる存在ではいけない。しっかりレベルの差を見せる」vs壽美「試合後どうなってもいいので、KANA選手に勝つ」
    
 8月25日(水)都内にて記者会見が行われ、11月3日(火・祝)福岡国際センターで開催されるECO信頼サービス株式会社 PRESENTS「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の第1弾対戦カードが発表された。
 K-1女子フライ級王者KANAvs壽美のスーパーファイトが決定した。

 K-1女子を牽引してきたKANAは、昨年12月のK-1名古屋大会での初代女子フライ級王座決定トーナメント決勝でヨセフィン・ノットソンに判定勝利を収め、初代K-1 WORLD GP女子フライ級王者に。今年3月22日の「K'FESTA.3」では王者として初めてスーパーファイトに臨み、イタリアのグロリア・ペリトーレから予告どおりのKO勝利を飾った。
 
 一方、2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦している壽美は、昨年12月のK-1名古屋大会では初代女子フライ級王座決定トーナメント・リザーブファイトで真優に判定勝利。今年6月のKrushでNA☆NAを判定で下すと、試合後には「KANA選手に挑みたいと思っている」とコメントを残していた。

 中村拓己K-1プロデューサーはこの試合について「KANA選手はここまで対日本人は無敗。K-1チャンピオンとして強さを見せるか、それとも壽美選手がその牙城を崩すのか、今後のフライ級戦線を占う一戦」と期待を寄せた。

 KANAが憧れの存在であり、プロになるきっかけだったという壽美が「今回は試合後どうなってもいいと思っているので、とにかく勝ちに行くと決めている」と意気込むと、KANAは「簡単に超えられる存在ではいけないと思う。しっかりレベルの差を見せつける」とチャンピオンのプライドを見せた。

壽美
「今回は試合後どうなってもいいと思っているので、とにかく勝ちに行くって決めてます。(登壇するときに緊張した感じが見受けられたが?)私はこういう静かな場所が緊張してしまうので、いつも会見前は『ヒーッ』てなってます(苦笑)。

(以前からKANA選手が目標と発言していたが、このタイミングで決まったことについては?)自分がアマチュアのときからずっとKANA選手が憧れで。プロになりたいと思ったきっかけもKANA選手だったんですよ。会場で握手してもらったり、写真を撮ってもらったりとか。でも、気づいたら超えたい存在になっていて。試合が決まってないときは、常にKANA選手を意識して練習していたので。だから、どのタイミングでも『はい、やります』と強気で言えました。

(ファンにメッセージを)こんなご時世なので、熱い試合をして、みなさんに元気を与えられるように。とにかくその日、勝てる自分を作っていきます。応援よろしくお願いします」

KANA
「こんにちは、KANAです。前回3月に試合して、11月まで8カ月、初めてこんなに試合間隔が空くんですけど。いまは試合がしたい欲がすごいです。自分が負けたらK-1の女子は終わるんで、しっかり勝って次につなげます。応援よろしくお願いします。

(3月以来の試合となるが、この期間はどんな準備を?)計画の中では7月に試合したいと考えていて、3月の試合が終わって、いつも通り、普段の練習を始めていました。こういう状況で試合もなかなか組まれなかったので、準備期間が延びてるという感じですかね。毎日、試合のための準備を進めています。

(日本人対決は一年以上ぶりで、前回の真優選手との試合では『ハッキリ言って顔じゃない』という感じだったが、今回は?)去年の大阪大会の真優選手のときは、正直モチベーションが全然上がらなかったんですけど、今回は対日本人ということで、けっこう気合いが入ってますね。試合ができない状況で、すごい試合がしたいと思ってるし、対日本人だとしても、自分がいまリングで試合することに意味があると思っています。壽美選手はNEXT LEVEL渋谷の選手ということで、NEXT LEVEL渋谷には過去に自分と対戦した先輩方が二人がいるんで、しっかり対策してくると思います。それ以上に自分も対策しないといけないし、リングの上では何が起こるかわかりません。勝負に100\%はないんで、しっかり準備してリングに上がりたいと思ってます。

(壽美選手をどのように評価している?)今、日本人でやるとしたら壽美選手かなと思っていました。本当に色々と言ってもらえるのはありがたいことなんですけど、やっぱり簡単に超えられる存在ではいけないと思います。しっかり、レベルの差を見せつけます。

(ファンにメッセージを)いつも応援ありがとうございます。こういう状況で、会場で試合を直接観られないかたも多いと思います。ABEMAや生中継を通じて、たくさんの人に試合を観てもらえると思うので、しっかり最高の試合をして、最高の勝ち方をして、画面越しでも最高のエネルギーを与えられるように、残り2カ月少し準備していくので、応援よろしくお願いします」

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