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[ニュース]2020.10.13
「K-1 WORLD GP」12.13(日)両国 ついにライト級タイトルマッチで激突!王者・林健太「結果でみんなの想いに応えたい。ベルトと言うより、とにかく勝ちたい」vs挑戦者ゴンナパー・ウィラサクレック「タイ人としてK-1王者になり、K-1の歴史を作る」
    
 10月12日(月)都内にて記者会見が行われ、12月13日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の第1弾対戦カードが発表された。
 当初、9.22K-1大阪大会で試合が組まれていた林健太vsゴンナパー・ウィラサクレックのK-1ライト級タイトルマッチだが、林の怪我に欠場により延期。今回の両国大会で、改めて行なわれることが発表された。

 林とゴンナパーは、約3年前の2017年11月5日の「Krush.82」で対戦した過去があり、ゴンナパーがKO勝利を収めている。林にとってはリベンジ、ゴンナパーにとっては悲願のK-1のベルト奪取と、両者ともモチベーションが高かったタイトルマッチが、仕切り直しで実現することになった。

 王者の林は会見の冒頭で、「自分の怪我で9月の試合が流れてしまい、すいませんでした」と、挑戦者のゴンナパーに謝罪。しかし、「モチベーションは変わらず、意地でもベルトは守るという気持ちも変わらずトレーニングできてるので、いい試合ができると思う」と意気込んだ。

 心配された怪我も9月半ばには回復。順調にトレーニングも積めている。また、一度試合が流れ、期間が空いたことで、「トレーナーとの間でいい作戦を思いついたというか、教えてもらえたので、いい方向だと思っています」と、プラスに働いたことを強調。3.22「K’FESTA.3」では、ノンタイトル戦で朝久泰央に敗れたこともあり、応援してくれる人たちに悔しい思いをさせてしまった。

「俺と同じぐらいの気持ちで応援してくれてる人たちに、そういうふうな感情を持たせてしまったのは自分としても情けない。結果で答えたいと思うので、ベルトというよりはとにかく勝ちたい気持ちが強いです」と必勝を誓う。

 一方、現Krushライト級王者でもあるゴンナパーは、試合が流れたことに関して、「怪我ばかりはどうしようもないので、それは仕方がないとして、また今回挑戦できるチャンスをもらえて、とてもうれしい」と至って前向き。「自分がタイ人としてK-1の中で歴史を作るという意味でも、またさらに皆さんに知ってもらいたいという意味でも、是非ベルトは獲りたい」と、前と変わらずK-1のベルト奪取に意欲を見せていた。

ゴンナパー・ウィラサクレック
「こんにちは。ゴンナパー・ウィラサクレックです。また今回チャンピオンに挑戦できるチャンスを与えてもらえて、とてもうれしく思っています。(林選手の回復を待つ形になったが、どんな心境で過ごしていた?)前回はタイトルマッチに臨む気持ちで練習も始めていたから、残念な気持ちになった。でも怪我ばかりはどうしようもないので、それは仕方がないとして、また今回挑戦できるチャンスをもらえて、とてもうれしく思っている。

(ベルトへの想いは?)格闘家としては勝ちたいという気持ちを常に持って戦っている。今回自分がタイ人としてK-1の中で歴史を作るという意味でも、またさらに皆さんに知ってもらいたいという意味でも、是非ベルトは獲りたい。リングの上では自分の仕事をきっちり果たしたいと思う」

林健太
「前回、自分の怪我で9月の試合が流れてしまい、すいませんでした。でも、怪我をしてしまいましたが、モチベーショは変わらず、意地でもベルトは守るという気持ちは変わらずトレーニングできてます。いい試合ができると思うので、楽しみにしていてください。(怪我で大阪大会を欠場したが、怪我の回復状況と現在の練習状況は?)怪我の状況は8月の最初に骨折して、9月半ばには治っていました。だから9月半ばからはしっかりトレーニングできています。どういったトレーニングできているのかっていうのは、内緒で(笑)。

(時間が空いたことでより研究ができたとか、プラスの面は?)最近、またトレーナーとの間でいい作戦というか、しっかりハマれば倒せるんじゃないかなという作戦を教えてもらえました。9月の時にその作戦がひらめいていたかどうかはわからないので、いい方向だと思っています。

(いつも余裕の笑みを浮かべているが、今日は表情が固い。緊張している?)緊張しているっていうか、特にゴンナパー選手は結果を残している選手なので、ヘラヘラして楽しい記者会見を見ている人に見せてもしょうがない。戦いはみんなが興奮してくれるような楽しい試合になるのは間違いないので、気を引き締めて会見しています。

(ベルトへの想いは?)ベルトっていうか、前回3月に負けてしまって、たくさんの人に悔しい思いをさせてしまいました。たくさん『悔しいな、悔しいな』や『絶対やり返そうな』って言ってくれたり、『悔しすぎて泣いてしまった』って言ってくれる人もいて。

 俺も悔しいけど、俺と同じぐらいの気持ちで応援してくれてる人たちに、そういうふうな感情を持たせてしまったのは自分としても情けないので、次は絶対負けんと、勝って結果を出して、結果で答えたい。ベルトというよりはとにかく勝ちたい気持ちが強いです」
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