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[ニュース]2020.10.18
真優、最愛の祖父の死を乗り越えての勝利「最後に爺ちゃんから“ここで逃げたらあかんぞ”と言われた気がした。今回の勝利は爺ちゃんも喜んでくれていると思います」
    
 10月18日(日)都内にて「Krush.118」後楽園大会の一夜明け会見が行なわれた。
 昨日の第2試合では真優がベテランファイター小澤聡子に的確に蹴りとパンチを打ち込み判定勝利。一夜会見では1週前に最愛の祖父を亡くし、それを乗り越えての勝利であったことを明かし、今後は空位のKrush女子フライ級王座を目指していくと語った。

真優
「昨日はたくさんの応援ほんまにありがとうございました。実は1週間前に大好きな爺ちゃんが亡くなっちゃって結構メンタルも来て……。この1週間ほんまにどう過ごしていこうかっていう感じだったんですけど、最後に爺ちゃんの顔を見た時に、爺ちゃんが“ここで逃げたらあかんぞ、ここで辛い試練を乗り越えたらお前はまた一歩成長できるぞ”と言ってくれた気がして。しっかり勝つことが目標だったので、とりあえず勝ててホッとしています。

(昨日の試合を振り返って)とりあえず前にガツガツ来る相手だったので、それに対してどう戦っていくかを中心に練習も頑張っていました。でも10カ月ぶりの試合でなかなか自分の思い通りに動かなかったのがほんまに悔しいです。自分が成長したと思うところは、しっかり1発1発蹴りやパンチを的確に当てられるようになったことかなと思います。スタミナも徐々に上がってきているので、それを次に繋げたいなって思います。

 次の目標は今空位になっているKrushのベルトを目指しているんですけど、こんなレベルでベルトが欲しいとか言っていたらファンの方にも『お前のレベルだったら無理だ』と思われると思います、しっかり次に向けて師範と自分の仲間とどうやったらもっと上に行けるか、どうやったらもっと強くなれるかを一緒に考えてもう一回頑張っていきたいです。

(ファンのみなさんへのメッセージは?)昨日はほんまに応援ありがとうございました。本当にとりあえずKのリングで勝てたことが自分は嬉しかったし、爺ちゃんもきっと喜んでくれていると思います。次にしっかり繋げていきたいなと思っているので、これからも注目してもらえたらなと思っています」
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