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[ニュース]2016.4.22
イリアス・ブライド、ゲーオ撃破で-65kgの台風の目となるか?「スピードも戦略も俺の方が上。それを日曜日に証明したいと思う」
    
 4月22日(金)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜」のスーパーファイトで-65kg王者ゲーオ・ウィラサクレックと対戦するイリアス・ブライドが公開練習を行った。
 2014年11月のK-1 WORLD GP-65kg初代王座決定トーナメントのリザーブファイトで泰斗にKO勝ちして以来、約1年5カ月ぶりのK-1参戦となるブライド。今年は1月・2月に連戦があったものの、いずれも勝利でクリアし、それからはゲーオ戦のために準備を続けてきたという。

「ゲーオ戦が決まった時はチャンピオンと試合が出来ることをうれしく思ったよ。この試合のためにハードなトレーニングを積んできたので準備は万端だ。今回の試合は自分にとってもビッグファイトだから、いつも通りしっかり準備を積んできた」

 K-1-65kgで圧倒的な強さを誇る王者ゲーオに対して「とてもレベルが高いトップ選手。どれか一つの技ではなくすべての技に注意しなければいけない」と警戒心を示すブライドだが「俺は勝つために日本に来たんだ。結果がどうなるかは試合になってみないと分からないけど、俺は勝つつもりだよ」と胸を借りるつもりは一切ない。
 公開練習ではロングリーチから繰り出すパンチを中心に見せたブライドは「俺はオールラウンドの選手だから相手がムエタイだろうとボクシングだろうと適応できると思っている」と断言。「ゲーオは世界トップレベルのファイターだけど、俺はゲーオに勝つためにハードなトレーニングを積んできた。その成果をリングで見せたいと思うし、自分の方がスピードもあるし、戦略も上だ。日曜日はそれを証明したいと思う」と打倒ゲーオを自信たっぷりに宣言した。
 6・24代々木大会では-65kg世界最強決定トーナメントの開催が決まっており、ブライドはトーナメント出場を強く望んでいる。「6月のトーナメントには世界トップの8人が集まると思うのが、俺は自分も世界のトップに入るべき人間だと思っている。それをゲーオとの試合で証明したい」とゲーオ撃破とトーナメント出場を固く誓った。

 公開練習の最後「日本のK-1で試合が出来ることが本当にうれしい。俺はベルトが欲しいだけでなく、ファンのみんなにとってのチャンピオンになりたいんだ。日曜日に俺がどれだけ強いかを証明するから、楽しみにしていて欲しい」とファンにメッセージを送ったブライド。モロッコのワンダーボーイはK-1-65kgの台風の目となるか?
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