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[ニュース]2020.11.4
朝久裕貴、約2年5カ月ぶり&地元・福岡で大岩龍矢に完勝!「海外の選手や自分を一番強いと思っているような世界チャンピオンクラスとどんどんやっていきたい」
    
 11月4日(水)福岡市内にてECO信頼サービス株式会社Presents「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN〜K-1九州初上陸〜」福岡国際センター大会の一夜明け会見が行われた。
 中国・武林風WLF-60kg王者の朝久裕貴はスーパーファイトで大岩龍矢と対戦。1Rから朝久は大岩の圧力に対し、左インローを中心に応戦。2〜3Rも朝久は強引に前に出ようとする大岩をいなし、多彩な攻撃を打ち込み、判定3-0で勝利をつかんだ。

 約2年5カ月ぶりの日本・K-1での試合、そして地元・福岡でフルマークの判定勝利を収めた朝久は「KOする姿を見せたかったんですけど、大岩選手があまりにもタフすぎて。頑丈な選手なんだなってあらためて思いました」と試合を振り返る。今後について話が及ぶと「最終的に、武尊選手と戦えるようなタイミングが来たときは戦いますし、それまでは海外の選手や、自分を一番強いと思っているような世界チャンピオンクラスと、どんどんやっていきたい」と展望を語った。

朝久裕貴
「昨日は会場で応援してくださったみなさん、ABEMAで応援してくださったみなさん、ありがとうございます。ひさしぶりの国内での試合でしたが、とても楽しく、対戦相手の大岩選手もすばらしい選手だったので、最高の試合ができたと思っています、押忍。

(地元福岡での勝利については?)地元ということで友だちも来てくれたんですけど、何より道場の先輩だったり、僕の後輩にあたる子どもたちがたくさん応援に来てくださって。そういった方たちの前で勝てたことはとてもよかったです。できれば、前日会見で言ったようにKOする姿を見せたかったんですけど、大岩選手があまりにもタフすぎて。正直、僕の手応えとして、ほかの選手だったら5〜6回は倒れてるんじゃないかという打撃も、平気な顔して耐えられて。終わったあと、少し話したんですけど、やっぱり頑丈な選手なんだなってあらためて思いました。

(弟も活躍しているが、K-1福岡を盛り上げるなど兄弟での今後の目標は?)僕が試合に出ていない間に弟(泰央)が暴走というか、ライト級チャンピオン(林健太)にノンタイトルでしたが、ダウンを二回取って勝ったり、勝ちかたもちょっと激しかったり。ある意味、放送事故みたいになるような試合もあったんで、刺激はよく受けました。K-1福岡大会についてなんですが、定期的に毎年できるようにしていきたいなと思いますし、メインではK-Jee選手が勝利して。K-1 JAPAN GROUPは略して“KJ”じゃないですか。だから昨日は“KJの日”だったんじゃないかなと思います(笑)。また、来年も“KJの日”に僕も一緒に出たいなって思います。あと小鉄選手が言ったように、K-1沖縄大会やるんだったら、僕を呼んでほしいなと思って。僕、新しいことが好きなので、せっかくなら第一回目のK-1沖縄大会に呼んでいただけたらなと思います、押忍。

(同階級は強い選手が多いが、今後の目標は?)この階級は選手が多いんですけど、僕は国内の選手に正直……。まあ、興味がないわけではないですが、やっぱり格闘技をやってる以上、日本だけの格闘技じゃなくて世界中に強い人がいっぱいいるので。僕も世界王者のうちの一人ですし、いろんなところに『世界で俺が一番強い』って思ってる人がいると思うので、そういう人たちを一人ずつ蹴散らしていきたいなと思っています。最終的に武尊選手と戦えるようなタイミングが来たときは戦いますし、それまでは海外の選手や、自分を一番強いと思っているような世界チャンピオンクラスと、どんどんやっていきたいなと思っています。

(会見登壇前の撮影時の横に手を広げたポーズの意味は?)あのポーズですか? 僕のキャッチコピーが“褐色の爆撃機”ということで、戦闘機、飛行機みたいな感じで。一応、 飛行機のつもりで羽を上げてるんですけど、せっかく羽にするなら水平じゃなくて角度をつけようと思って。右肩上げて、右肩上がりで、上り調子でいくようにっていう。微妙な願掛けみたいなポーズですね(笑)。(定着させていきたい?)できれば。僕はしていきますけど、マネするかどうかはみなさんのご自由で(笑)。ファンのかたと写真撮るときに同じポーズしてくれたら、とてもうれしいなって思います。(大岩選手が試合前に朝久空手を挑発するような発言があったが、それに対しては?)それについては『知らんけど』(大岩のSNSでの締め言葉)の一言です(笑)」
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