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[ニュース]2015.11.22
-55kg王者・武尊、逆転KOを振り返り「テンションが上がって楽しかった」年末RIZINへの出場を改めてアピール!
    
 11月22日(日)東京・ベルサール飯田橋駅前にて「K-1 WORLD GP 2015 〜THE CHAMPIONSHIP〜」の一夜明け記者会見が行われた。
 昨夜は挑戦者チャールズ・ボンジョバーニに逆転KO勝利し、-55kgのベルトを死守した武尊。ベルトと共に会見に姿を見せると「昨日の試合はダウンしちゃったんで反省点しかないんですけど、逆転できたんでよかったかなと。スター性を見せられたかなと思います」と笑顔で挨拶する。

 自分の試合映像を見て「いつもなんですけど、めっちゃ笑ってたなと思いました」という武尊は「先にダウンしちゃって焦ったんですけど、正気に戻ったくらいから冷静になりました。序盤は距離感が分かってなくてパンチもらったけど、タイミングで倒れただけのフラッシュダウンです。試合をしていてテンションが上がって楽しかったですね。スターは最後に持っていくもので、最後に逆転で倒したんでこいつスターだなと思いました(笑)」と倒し・倒されの激闘を振り返った。

 武尊らしいスリリングな試合で会場は大爆発だったが、-60kgタイトルマッチと-65kgタイトルマッチも劇的な幕切れに終わり、武尊は「これで全部持っていったなという手応えを感じたんですけど、-60kgではそれを超えるインパクトで、『まだ大丈夫』と言い聞かせていたら、-65kgはもっとすごいKOになって『まじか…』と思いました」と苦笑い。「これからはもっと派手に倒します!」と今以上にファンを沸かせる試合をすると誓った。

 今年は初代王座決定トーナメント優勝に始まり、タイトルの初防衛にも成功。武尊はK-1-55kgをけん引してきた。「今年は世界トーナメントもあって久々にたくさん試合ができて、すごく充実した1年でした」と激動の2015年を振り返る。

 その上で武尊は「今年はまだ終わってないですね」と試合直後に続いて、年末RIZINへの出場を再アピール。「僕はやるって言ってるんで、もう1試合やりたいです。今回のチャールズ・ボンジョバーニみたいに強い相手の方がアドレナリンが出まくるんで、テンションが上がる相手とやりたいです」とRIZINへの出撃を宣言した。

 前田憲作K-1プロデューサーによれば、K-1実行委員会は夏頃からRIZINサイドとコミュニケーションを取っており「昨日も榊原(信行RIZIN実行委員長)とお話しましたし、スムーズに話が進むと思います」とコメント。今後の動向に注目だ。
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