3月大会に続いて連続参戦となった-65g王者ゲーオ・ウィラサクレック。今大会では約1年5カ月ぶりのK-1参戦となるイリアス・ブライドとスーパーファイトで対戦することになった。

　ゲーオはハブがプリントされ「飛びつき注意」と書かれたトランクスで計量に登場。64.5kgでリミットをクリアすると、会見には迷彩服姿で出席し、大きなインパクトを残した。

　会見でトランクスそして迷彩服について質問されると、ゲーオはそれぞれに理由と意味があることを明かす。

「蛇（ハブ）は卵を産むと、卵を必死に守ります。今回は卵＝ベルトを守るという意味を込めて蛇のトランクスを履きました。また私はタイでは軍人としても働いています。私がタイ人としてタイを愛し、タイの軍人が力強いところを見せたくて、この服を選びました」

　3月のマサロ・グランダー戦では思わぬ苦戦を強いられたゲーオだが「明日はリング上で全力を尽くすだけ。隙があればKOを狙います」と勝利宣言。ブライドを倒してゲーオ健在をアピールしたいところだろう。

　対するブライドは「K-1に戻って来ることが出来て、とても気分がいいよ」とK-1再登場の喜びを語ると「明日の試合に勝つのは俺。ゲーオに勝ってあとはオランダに帰るだけだ」と短い言葉ながらもゲーオ超えを予告。ゲーオを倒して-65kgの勢力図を塗り替えるつもりだ。

　6・24代々木大会で行われる-65kg世界最強決定トーナメントへ向けてインパクトを残すのはどちらだ！？