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[ニュース]2021.2.5
「K'FESTA.4 Day.2」3.28(日)武道館 クルーザー級の野獣対決が実現!愛鷹亮「今の俺はめっちゃ強いです」vsANIMAL☆KOJI「俺はホンモノの野獣でお前はニセモノ」
    
 2月5日(金)都内にて記者会見が行われ、3月28日(日)日本武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜K'FESTA.4 Day.2〜」の追加対戦カードが発表された。
 ド迫力のクルーザー級対決、愛鷹亮とANIMAL☆KOJI(アニマル・コウジ)のクルーザー級戦が決定した。

 愛鷹は2020年3月「K'FESTA.3」でシナ・カリミアンの持つK-1クルーザー級王座に挑戦するも、逆転負けで獲得ならず。その後は怪我で長期離脱を余儀なくされたが、今回の「K'FESTA.4 Day.2」で約1年ぶりの復帰が決定。今年は元AKB・SKEメンバーの佐藤すみれさんと結婚し、注目を集める中での試合となる。

 ANIMALは総合格闘家として国内外でキャリアを重ね、2020年11月のK-1福岡大会でK-1初参戦。クルーザー級の実力者RUIからKO勝利を収め、大きなインパクトを残した。そのときのリング上で、ANIMALは愛鷹に対戦をアピールし、今大会で実現することに。

 中村拓己K-1プロデューサーはこの試合の見所について「3.21東京ガーデンシアター大会でも加藤久輝vsサッタリ・WSRを発表しているが、クルーザー級は選手層も厚くなってきて盛り上がってる。その中でこの二人の対決は注目される一戦になる」と期待を寄せた。

 愛鷹を挑発するかのように「美女と野獣」のコスプレで登場したANIMALは、「結婚のお祝いを兼ねて、挫折をプレゼントしようと思う」と宣戦布告。さらに「俺はホンモノの野獣でお前はニセモノ。だからおもちゃのバナナでも食っとけ!」とプラスチック製のバナナを渡して挑発を続けた。

 一方、紋付袴の愛鷹は「今はもう自分一人ではない。家族を幸せにしたいとか、そういう気持ちがパワーになってる。俺、いまたぶん、メッチャ強いと思う」と“家族愛”での勝利を誓った。
ANIMAL☆KOJI
「好きなバナナは食べ物です、ANIMAL☆KOJIです。愛鷹選手には僕から結婚のお祝いを兼ねて、挫折をプレゼントしようと思います。前回の試合が終わって、年明け早々からすぐに練習の追い込みが始まって。今回は前回に比べて、もっとフィジカルも力を入れてやってるので、おもしろい試合になると思います。俺はホンモノの野獣でお前はニセモノ。だからおもちゃのバナナを食べてもらいます。(と言って、プラスチック製のバナナを愛鷹の前に置き、自分は本物のバナナを食べ始める)。

(対戦相手の印象は?)愛鷹選手の印象は、やっぱりエレフェントパンチ。ボディへのエレフェントパンチというイメージなんで。どんなもんなのか楽しみですね。(クルーザー級の新王者K-Jeeについて意識するところは?)タイトルマッチはもちろん意識しています。あと愛鷹選手は俺を倒すって言ってますけど、勝つのは俺なんで。しっかりぶっ倒して、3R以内に絶対にKOします。これからどんどん上の選手を食って、新チャンピオンも食ってやろうと思ってます」

愛鷹亮
「K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST、愛鷹亮です。一年ぶりの復帰戦になって、自分の中ではすごく特別な試合になるんじゃないかと思ってます。両目の網膜剥離っていう大きな怪我をしたんですけども、いいドクター、いい仲間に恵まれ、こうやって復帰することができました。ありがとうございます。応援してくれるみなさん、なかなか自分の戦ってる姿、一年間見せられなくて、本当申しわけないと思っていました。すごくいい試合をして、また“愛鷹亮、ここにあり”と見せますので、応援よろしくお願いします。

(対戦相手の印象は?)総合出身の選手ということで、フィジカルが強いのかなと。あと打たれ強いのかなっていう印象はあるので、しっかり練習して倒します。(ANIMAL選手から挑発された気分は?)K-1に参戦してから、あんまり挑発されたことがなかったので、新鮮な気持ちと、こうやって盛り上げてくれるのはありがたいなと。しっかり戦って倒したいと思います。

(クルーザー級の新王者K-Jeeについて意識するところは?)去年3月の『K'FESTA.3』のタイトルマッチで落としてしまいまして。あの試合でいろいろと自分と向き合う時間ができました。自分の身体と向き合う時間を得たことで、またパワーアップして帰ってこれたので、今年こそタイトル獲得、必ずします。

(背負うものができたが、精神的な影響は?)結婚もして、子どももできまして、一家の主として。いままでは独り身で、周りに応援してくれる人はいっぱいいたんですけど、ある意味、家庭を持ったことで、練習に対しての気持ちの持ちようとか全然違うんですよね。いままでも強くなりたい一心で練習してきたんですけど、いまはもっと家族を幸せにしたいとか、もっと強くなってカッコいい姿を見せたいなとか。そういうのがメッチャ、パワーになってるので。俺、いまたぶん、メッチャ強いと思います」

 愛鷹の「俺、いまたぶん、メッチャ強いと思います」という言葉から、両者は以下のやりとりを展開。

ANIMAL「俺のほうが(夫婦生活で)先輩だから。子どももいるし。もう、ずっと前からその気持ちでやってる。この世界は弱肉強食で、極端な話でいうと、どちらかしか、自分の身内も幸せにできない。勝つか負けるかで天国か地獄かの世界でなんで。愛鷹選手、結婚しておめでたいところだけど、俺はしっかり、俺という壁を見せつけるから。みなさん、楽しみにしてください」

愛鷹「ANIMAL選手、YouTubeでスシローを食べてましたよね?何皿食べたんですか?」

ANIMAL「50皿」

愛鷹「スゴッ!」

ANIMAL「メチャクチャしんどかった、アレは正直。…こんな話振られたらアレだけど、俺はマジでぶっ倒すから。悪いけど。そんな話されても、俺は絶対にぶっ倒すから」

愛鷹「もちろん、それは俺も同じ気持ちだし。ド付き合って、ぶっ倒し合おうよ」

ANIMAL「3R以内に」

愛鷹「3R以内?」

ANIMAL「いや、1Rで」

愛鷹「OK!」

 独特の世界観を持ちつつ、互いにKO勝利を宣言した両者。ド迫力ファイトを制するのは愛鷹か?ANIMALか?
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