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[ニュース]2021.2.24
「Krush.124」4.23(金)後楽園 新生・瑠久とベルトを狙う斉藤雄太が激突!「新しい環境で一から十までカスタマイズされている」(瑠久)vs「2021年は勝負の年、格闘技人生をかけて戦う」(斉藤)
    
 2月24日(水)都内にて、4月23日(金)に後楽園ホールで開催する「Krush.124」の対戦カード発表記者会見が行われた。
 Krushスーパー・ライト級戦線で、注目のワンマッチが組まれた。21歳・瑠久と、34歳・斉藤雄太の一戦だ。

 瑠久は2017年のK-1甲子園準優勝の実績を引っさげて、高校生でプロデビュー。デビュー後は7勝1敗の快進撃を続けていたが、2019年の11.24K-1横浜大会で山崎秀晃に、昨年の7.21「Krush.115」では中野滉太を相手に2連敗を喫して、勢いが失速していた。しかし、今回から所属先を木村“フィリップ”ミノルらを擁するPURGE TOKYOに変えて、心機一転、再起を狙うことになった。

 2連敗中には「これ以上強くなれないのかな」と、伸び悩みを感じていたという瑠久だったが、その時に芦澤竜誠に声をかけられて移籍を決断。「今は環境が変わって勝ち方も少しずつ取り戻してきた」と自信も復活した。

 ジムの代表である矢口哲雄トレーナーに「一から十までカスタマイズされている」そうで、「試合の時まで楽しみにしていてほしいです」と自信たっぷり。「倒したい人もいるんで、それを今は目標にがんばってます」と、名前は明かさなかったが目指す標的にたどり着くためにも、斉藤戦の必勝を誓う。

 対する斉藤は34歳ながら、前回の試合では戦前の予想を覆し、やはりK-1 JAPAN GROUPのイチオシの若手であった寺島輝にKO勝ち。2連勝中と絶好調で、2021年はベルトを狙うという宣言も飛び出していた。

 若い瑠久との対戦にも「僕は34歳なんで、そもそも誰とやっても相手は若いですね。特に若い選手ではありますけど、いつも相手は年下なんで、そこは年齢どうこうは関係ないと思います」と意に介さず。「そうそう何度もチャンスはないんで、年齢的にも今年がラストチャンスかなとも思うんで、一戦一戦が最後の挑戦かもしれないという意気込みで臨みます」と、ベルト奪取へのモチベーションも高い。

 そのためにも今回の瑠久戦は落とせない。「格闘技以外も含めた人生全ての経験の部分で、上回っていきたいなと思います」と斉藤。「僕としては今年に格闘技人生を懸けてる」と覚悟を口にした斉藤は、目標とするタイトルマッチに向けて並々ならぬ闘志を燃やす。

瑠久
「次の試合が移籍後初の試合なんで、もの凄く楽しみです。がんばります。(所属先を変えて、環境が変わった中で、今年はどのようなことを目標にしている?)2連敗してたんで、とにかく勝ちたいです。話をたどれば、伸び悩んでいる時に芦澤竜誠くんから声をかけてもらって、そこからPURGE TOKYOに移籍することになって。まだ口には出さないですけど、倒したい人もいるんで、それを今は目標にがんばってます。

(お互いにファイターとしての印象は?)印象は正直ないんですけど、この間、初めて試合を見て、こんな穴のある選手は見たことないなと思いましたね。すみません、ちっと生意気なんですけど、この言葉は自分も穴だらけなんですけどっていう感じです(笑)。(連敗を喫してどのような感情があった?)前の環境だとこれ以上強くなれないのかなと。試合の勝ち方が分からなくなっていたんですけど、今は環境変わってそれも少しずつ取り戻してきました。

(今の環境で練習していて一番変わったなと思うところは?)全部ですかね。今、矢口先生に一から十までカスタマイズされているんで、試合の時まで楽しみにしていてほしいです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)K-1ジム横浜の代表はじめ、前のチームのみんなは気持ちよく送り出してくれて、僕を受け入れてくれた矢口先生には本当に感謝しています。先程も言いましたが、一から十まで凄いカスタマイズされているんで、試合を楽しみにしていただけたらなと思います」

斉藤雄太
「去年自分でも言ったように、本気でベルトを狙っていきたいと思っていて、今年は勝負の年だと思っています。(若い選手との試合だが、そこをステップにしてベルトを狙っていく?)僕は34歳なんで、そもそも誰とやっても相手は若いんですよね(苦笑)。特に若い選手ではありますけど、いつも相手は年下なんで、そこは年齢どうこうは関係ないと思います。

 34歳時点では調子もいいんでまだ伸びしろを感じているんですけど、いつ自分の中で衰えを感じるかはわからない歳にもなってきています。本気でベルトを狙うんだったら、そうそう何度もチャンスはないんで、年齢的にも今年がラストチャンスかなという可能性もあると思うんで、一戦一戦が最後の挑戦かもしれないなという意気込みで臨みます。

(ファイターとしての印象は?)キャラは若くてなかなかイケイケなイメージがありますけど、実際の戦い方や格闘技歴は、むしろ格闘エリート系だと思っているんで。小さい頃からやっていてテクニックとかは侮れないと思っているんで、しっかり対策します。(穴だらけだと言われたが?)僕は穴だらけですね。僕は長所と短所をかなり明確に振り切ってる感じなので、全然弱点とか穴とかはあるんじゃないですかね。そんなにテクニックがあるタイプでもないと思いますし。ただ、長所はパワーと当て勘とというのがあると思うんで、そういう意味では試合がどうなるかは、見ている方も楽しいんじゃないかなと思います。

(若い選手に対してベテランとして負けないぞという気持ちは常に持っている?)若い選手で、今回はテクニックもある選手ですし、勢いとかはあるとは思いますけど、格闘技もそうですし、格闘技以外も含めた人生全ての経験の部分で、上回っていきたいなと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)冒頭でも言ったんですけど、今年に僕としては格闘技人生を懸けてるんで。その大事な初戦なんで、確実におもしろい試合にはなると思うんで、注目して見ていてください」
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