ニュース
[ニュース]2021.2.26
「K'FESTA.4 Day.2」3.28(日)武道館 寧仁太・アリ、“総本部の秘密兵器”がいよいよK-1に参戦!「武器は親から貰った身体能力。レミー・ボンヤスキー選手のように大技を出せる選手になりたい」
    
 東京・K-1ジム総本部にて、3月28日(日)日本武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜K'FESTA.4 Day.2〜」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で海斗と対戦する寧仁太・アリが公開練習を行った。
「総本部の秘密兵器」がいよいよK’FESTAの大舞台に立つ。ガーナ人の父と日本人の母から、184pの長身と手足の長さと高い身体能力を与えられた逸材、寧仁太(あにんた)。この日はリーチを活かしたパンチと蹴りを打ち込み、さらに梶原龍児代表から「彼の身体能力を活かした技を見せましょうか」と特別にジャンピングハイキックを披露して貰った。軽々と飛翔する姿はまさに「新時代のレミー・ボンヤスキー」だ。

「試合1か月前になるので、試合に集中して、減量も順調で、過去イチの体に仕上げて、過去イチの自分で試合が出来るんじゃないかと思って、楽しみです。通常体重は76kgくらいで、食欲を抑えなければもっと増えるんですけど、自分は67・5kgでやっていきたいので、そのくらいにしています」

 寧仁太は、幼少期はサッカーに打ち込んでいた。7歳の時にペルテス病(子供の大腿骨頭で最も端にある大腿骨頭骨端部が壊死してしまう原因不明の難病)を患ったが克服。18歳の時に総本部に入門した。

「元々、サッカー選手とかプロのアスリートになりたいと思ってました。足の病気をしてサッカーが出来なかった時期も、アスリートの姿を見て勇気をもらっていたので、自分もそういう存在になりたいと思いました。サッカーはあきらめたんですけど、サッカーのトレーニングの一環としてボクシングをやっていて『格闘技の道に全力を注げば、格闘技のプロになれるんじゃないか』と思って。それで総本部に入って、プロデビューできたんで、自分の中の目標は1つ達成したんですけど、もっともっと影響力を付けて、子供たちやいろんな人に夢を与えられる存在になりたい。そのためにはベルトを獲るしかないと思ってます」

 プロデビューから3連続KO勝利。4戦目にして「K'FESTA」出場という大きなチャンスがめぐってきた。

「人生を変えたいと思ってます。K-1に出ることは目標でもありましたけど、出るだけじゃなくて、勝ってベルトを巻くことで大きく人生が変わると思っていて。今回はそのターニングポイントの1つだと思って、全力で挑みたいと思ってます。『K'FESTA』という大きな舞台で緊張はもちろんあるんですけど、楽しんだもん勝ちかなと思うので、楽しみの方が大きいです」

 対戦相手の海斗については、以前からマークしていた相手だという。

「いつかやるんじゃないか、と思って前々から試合は見てました。僕も海斗選手もプレースタイル的にKOで終わらせるタイプ。考えていることは同じだと思うんで、どっちがKOするかの勝負になると思います。自分の能力を出せれば十分KO出来ると思うので、それを出せるように練習を最大限頑張って、試合に臨めればなと思います」

 注目の集まる大舞台で「寧仁太・アリ」というファイターをどうアピールするか。

「自分の武器は親から貰った身体能力。これは他の選手にないものだと思うので、そこは出したいです。練習で気持ちの強さとかも育ってきてると思うので、そこもリングで出したいですね」

 最後に、ファンへのメッセージ。
「いつも応援ありがとうございます。みなさんのサポートのおかげで、まだ試合数も少ないのにK-1のリングに立てることになりました。しっかり結果で恩返ししたいので、応援をよろしくお願いします。絶対勝ちます!」
 寧仁太・アリは「K'FESTA」の大舞台で抜群の身体能力を見せつけて、センセーショナルなK-1デビューを飾ることができるのか!?
トップページへ戻る