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[ニュース]2021.3.4
「K'FESTA.4 Day.2」3.28(日)武道館 金子晃大、復帰戦のテーマは“穏やか&インパクト”「熱いところは熱く、穏やかなところは穏やかに。インパクトある勝ちで早くベルトに絡みたい」
    
 K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、3.28(日)「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜K’FESTA.4 Day.2〜」日本武道館大会に出場し、鬼山桃太朗とK-1スーパー・バンタム級スーパーファイトで対戦する金子晃大が、公開練習を行なった。
 2016年にプロデビューした金子は、無敗のままKrushバンタム級王座を戴冠。王座を返上し、階級をスーパー・バンタム級に変更した後も連勝を9まで伸ばしていたが、1年前の「K'FESTA.3」で玖村将史に初黒星を喫した。今回の鬼山との試合は玖村戦以来、1年ぶりのリングだ。

 公開練習では2分1Rのミット打ちを披露した金子。「コンディションはいいです」と、1年ぶりの試合に向けて順調に仕上がっているようだ。この1年ではパワーがついた。「食事とか結構考えて食べていましたね」という以外は特別意識はしなかったそうだが「増やしたというかなんかパワーがついた」と、知らずしらずのうちにパワーアップしていたという。

 対戦相手の鬼山に関して「試合が少ないんで、そんな印象はないです」と素っ気なかった金子。しかし「結構ガンガン来てくれるんで、おもしろい試合になるんじゃないかなと思います」と、鬼山のファイトスタイルには好印象を持ってるようだ。

 また、今回の試合のテーマは「穏やか」とのこと。アグレッシブに来ることが予想される鬼山に対しても、「熱いところは熱くして、穏やかなところは穏やかに」と迎え撃つ。

 現在金子が戦場とするK-1スーパー・バンタム級戦線は、前王者の武居由樹がボクシングに転向したため王座が空位。当然、金子の狙いもスーパー・バンタム級のベルトにある。

「早くタイトルに絡んでいけたらいいかなと思っています。インパクトのある勝ち方をして、ベルトに向けてやっていこうかなという感じです」と、空位となった王座獲りへ照準を定めている。そのライバルになりそうなのが、初黒星の相手でもある玖村将史。同じ大会で試合をするが、「もうやっていこうという感じですね」と、リベンジも視野に入れているようだ。

「穏やかかつインパクトあるみたいな」と新境地に達した金子は、K-1のスーパー・バンタム級戦線の新たな主役になるため、K'FESTAの大舞台で再起の一歩を踏み出す。

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