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[ニュース]2021.3.7
「K'FESTA.4 Day.1」3.21(日)有明 NOZOMI、注目の女子高生ファイターがK-1初参戦!「自分には他の女子選手にないスピードがある。『これがNOZOMIだ!』という試合をする」
    
 大阪・正道会館にて、3月21日(日)東京ガーデンシアターで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜K'FESTA.4 Day.1〜」の[スーパーファイト/K-1女子アトム/3分3R・延長1R]で菅原美優と対戦するNOZOMIが公開練習を行なった。
 NOZOMIは先日の2.27「Krush.122」でチャン・リーを破ったばかりの16歳。現役高校生ファイターとして、フジテレビの『ミライ☆モンスター』にも取り上げられるなど、注目度が急上昇中で、昨年の10月にプロデビューを飾ってから3戦3勝と無敗。
 
 これまで勝利してきた相手も、DREAM KHAOS女子アトム級トーナメント優勝者の森川侑凜や第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメントに出場したチャン・リーで、堂々のK-1初参戦となった。

 K-1参戦が決まった時の心境を聞かれると「うれしさとか緊張とか、色んな感情が出て来て『うれしいけど…やばっ!』みたいになりました」というNOZOMI。リング上ではクールで落ち着いた印象も強いが「試合前はめっちゃ緊張がやばくて、いつも泣きそうになってます。今回もめっちゃ心配になりました」と不安もある。

 またチャン・リー戦から約3週間と準備期間も短いが「もっと強くなった状態でやりたいという気持ちも少しはありましたけど、ダメージは全然なかったし、こんなチャンスは滅多にない。この3週間でどれだけ追い込めるかで(自分も)変われると思うので、今はもう問題はないです」と決戦に向けて準備を続けている。

 NOZOMIの持ち味と言えば軽快なステップワークと鋭いパンチだ。NOZOMI本人は「アマチュア時代はステップを注意されてたんですけど、プロになってステップが注目されるようになって、ステップが自分の得意なところやなって気づいた」「パンチが得意というより、蹴りができないだけ(笑)」と謙遜するが「スピードは他の女子よりもあると思います」とスピードには自信を持っている。

 対戦相手の菅原は現Krush女子アトム級王者で、NOZOMIと同じく今回がK-1初参戦となる。NOZOMIは「菅原選手はリーチが長くて前蹴りが特徴的。足が長くて高いところまで上がってくるので、そこは対策しなきゃダメだなと思います」と菅原のファイトスタイルを分析する。

 チャン・リー戦直後のインタビューでは「まだ今の自分では勝てないと思う」という言葉もあったが「試合が決まったからには自信もあるし、勝つつもりでやる。この試合でしっかり勝ってタイトルマッチにつなげたい」と今回の勝利をKrushでのタイトル挑戦につなげるつもりだ。

 K-1女子の未来を担うファイターとしても期待されるNOZOMIは「今は高校生でデビューする選手も多いので(同世代の)みんなでK-1を盛り上げたい」。

 ファンに向けて「前の試合みたいに僅差じゃなくてKOかダウンを取って大差で勝ちたい。めちゃめちゃ追い込んで進化した自分を見せて、『これがNOZOMI!』っていう試合をします」とメッセージを送った。
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