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[ニュース]2021.3.14
「K'FESTA.4 Day.2」3.28(日)武道館 挑戦者シナ・カリミアン、クルーザー級王者K-Jeeを最弱扱い!?「2021年は他のクルーザー級ファイターたちにとって危険な一年になるだろう」
    
 東京・足立区のPOWER OF DREAMにて、3月28日(日)日本武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜K'FESTA.4 Day.2〜」の[K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者K-Jeeと対戦する挑戦者シナ・カリミアンが公開練習を行った。
 昨年11月のK-1福岡大会に敗れて、初代クルーザー級王座から陥落したカリミアン。今回は王者・挑戦者の立場を変えてのダイレクトリマッチで、再びK-Jeeとベルトをかけて拳を交えることになった。

 福岡大会以降「気持ちが落ち込んだ時間もあったが、すぐに練習を再開した。誕生日に旅行に出かけたぐらいで、クリスマスも返上して練習を続けてきた」というカリミアンは、PODの古川会長を相手にシャープなミット打ちを披露。「怪我もないし、万全の状態で準備が出来ている」と調整は順調だ。

 前回の試合について聞くと、カリミアンは「あの日の自分は本調子ではなかったし、自分がやりたいことが何もできなかった。何が起こったのか分からなかった」。今回がK-Jeeとは通算戦績1勝1敗で迎えた決着戦にもなるが「K-Jeeに対しては何も思うことはない。前回は自分のやりたいことが出来なかっただけで、彼はこの階級で最も弱いファイターだと思う」と一刀両断。

「初代クルーザー級王座決定トーナメントで優勝した時の私の戦いを思い出してほしい。あの日は“私の日”だった。3月28日が“私の日”であれば、私が勝つことになるだろう。どんな勝ち方をする? それは試合当日を見ていて欲しい」と独自の表現で王座奪還を誓った。

「K'FESTA.4」では3.21有明大会と3.28武道館大会を合わせて、クルーザー級で4試合が組まれている。初代王者としてクルーザー級をけん引してきたカリミアンは「クルーザー級が盛り上がってきてうれしい」としつつ「これからは有名で実力があるファイターが世界からやってきて、彼らと戦えるようになることを願っている」とよりワールドワイドな戦いを望んでいる。
「2021年は他のクルーザー級ファイターたちにとって危険な一年になるだろう。なぜなら今までとは全く違うシナ・カリミアンが帰ってくるからだ。3月28日はイランの正月の数日後になる。イランの人たちにも応援してほしいし、最高のお年玉をプレゼントしたい」よインタビューを締めたカリミアン。K-Jeeからベルトを奪い返し,再びK-1クルーザー級の中心に立つことができるか。
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