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[ニュース]2016.4.25
-65kg王者ゲーオ、ヨーロッパの強豪を退けて次は世界トーナメント制覇だ!日本代表・山崎秀晃についても言及
    
 4月25日(月)東京・飯田橋ホテルメトロポリタンエドモントにて「K-1 WORLD GP 2016 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜」の一夜明け記者会見が行われた。
 昨日はモロッコのイリアス・ブライドから勝利を収めた-65kg王者ゲーオ・ウィラサクレック。3月大会のマサロ・グランダー戦に続いてヨーロッパの強豪を退けた。

 試合展開はゲーオ自身が「ヨーロッパの選手、特にこの2試合で戦った相手は身体も大きいし、打たれ強さが日本人とは違います」と話すように、ブライドのパワーに苦戦。しかしブライドのディフェンスの穴を突く的確な攻撃で勝利を掴み、前田憲作K-1プロデューサーも「パワーがある選手に苦戦しても、最後は勝つところははさすがだと思いました」とゲーオの勝負強さを称えた。

 今回は試合の約1カ月前から日本で調整を続け「日本は涼しくて練習はしやすい。です。ただタイの暑い気候が恋しくて眠れない時もあります」とややホームシック気味のゲーオだが「日本に来て日が浅いので慣れていないだけだと思います」と特に気にした様子はなし。6・24代々木大会で行われる-65kg世界最強決定トーナメントへ向けて「いつも以上に練習や体調管理に力を入れなければいけないと思います」と勝って兜の緒を締めた。

 現在、トーナメントに出場が決まっているのはゲーオと日本代表決定トーナメント優勝者の山崎秀晃の2選手のみ。

 山崎が優勝した日本代表決定トーナメントの感想を聞かれると「山崎選手は以前私が戦った時と比べて明らかに上手くなって強くなっているのが分かりました。リベンジしようという気持ちが伝わってきました」と山崎の成長を認めつつ、山崎がトーナメントで見せた掛け蹴りについては「僕は目がいいので当たらないですよ」とキッパリ。「トーナメントに出てくる選手はみんな強いので、どうやって戦うかは試合の中で探っていくだけです」と静かに世界トーナメント制覇に闘志を燃やす。

 最強を決めるに相応しい選手が出てくる世界トーナメントで、ゲーオは王者の強さを見せることが出来るか?
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