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[ニュース]2016.4.25
パウロ・テバウ、-60kg王者・弘嵩撃破で世界トーナメント参戦を熱望!「昨日の結果で世界トーナメントに選ばれたらうれしい」
    
 4月25日(月)東京・飯田橋ホテルメトロポリタンエドモントにて「K-1 WORLD GP 2016 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜」の一夜明け記者会見が行われた。
 昨日の試合では計量を700gオーバーし、減点スタート&グローブハンデでの試合になったものの、-60kg王者・卜部弘嵩から勝利を収めたパウロ・テバウ。

 会見の冒頭では「K-1関係者、ファン、そして対戦相手の卜部にお詫びしたい。移動のフライトが長くて身体に水が溜まっていたようで、日本に到着した時は疲労で全く身体を動かすことができなかった。本当に申し訳ない。計量を失敗したにも関わらず試合を受けてくれた卜部、そして試合の機会を与えてくれたK-1に感謝している」と関係者、ファン、そして弘嵩に謝罪の言葉を述べた。
 
 計量オーバーこそあったものの、王者・弘嵩をKO寸前まで追い込んだテバウは「すごく良い試合になったと思う。今回はハードなトレーニングをして、ビッグファイトをするんだという気持ちでやってきた。卜部は素晴らしいチャンピオンだったし、ボディに受けたパンチも蹴りもすべて強かった。卜部の攻撃はすべて効いていた。でも自分はただ勝つだけでなく、いい試合をしてファンに試合を楽しんでもらいたいというつもりで戦った。結果的に勝つことが出来てうれしく思う」。

 さらに自分のベストの力を出せたと続け「K-1という大きな舞台でやるのは初めてで少し緊張もあったけど、次はもっとよりよいパフォーマンスを見せられると思う。昨日の勝利によって9月に行われる世界トーナメントのメンバーに入ることが出来たらうれしい」と9・19代々木大会で行われる-60kg世界最強決定トーナメント出場をアピールした。

 テバウは日本のファンに向けて「K-1のリングで戦うことは自分にとっての夢で、本当にうれしいことだった。また日本に戻ってくる機会を与えてくれるのであれば、パーフェクトの状態で戦いたいと思う」とメッセージ。

 前田憲作K-1プロデューサーも「計量の件もあるので、どうなるかは分かりませんが、またK-1で試合をして欲しい強い選手だと思いました」と話しており、テバウのK-1再登場に期待したい。

 また前田プロデューサーは敗れた弘嵩について言及。「弘嵩選手はチャンピオンである以上、強い選手と戦っていく宿命。そこで勝たなければいけないと思います」と奮起を促した。
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