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[ニュース]2021.5.12
「Krush.126」6.25(金)後楽園 再起戦の山際和希がプロ4戦4勝4KO・寧仁太・アリと対戦!「今は若くて強い選手を倒すことがモチベーション」(山際)vs「ここで絶対に勝って、Krushのトップに行きたい」(寧仁太)
    
 5月12日(水)都内にて、6月25日(金)に後楽園ホールで開催される「Krush.126」のカード発表記者会見が行なわれた。
 チャンピオンが松岡力になったばかりのKrushウェルター級戦線だが、今後の行方を占うような一戦が今大会でも組まれた。山際和希vs寧仁太・アリのワンマッチだ。山際は昨年8.29「Krush.116」で開催された第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントを勝ち抜いて、ベルトを獲得。しかし、今年の1.23「Krush.121」で加藤虎於奈に敗れて、王座から陥落。今回の試合はベルトを落としてからの再起戦となる。チャンピオンになってから倒せるスタイルの確立を目指してきたが、ここ2戦は上手くいかなかったという山際。しかし、「ようやくしっくりきて、今凄く自信があるので試合が楽しみです」と、王座陥落にもめげることなく、ファイトスタイルが完成に近づいてきたことで自信を増しているようだ。

 山際は元々は蹴りを得意としておりパンチを苦手としていた。昨年の春からパンチに特訓に取り組んできたが、「僕もあんまり器用ではないので、そうすると今度はパンチパンチパンチってなってしまって、それで11月と1月の試合が雑になって落としてしまって」と、悪い方向に出てしまったという。だが、「状況状況でパンチとキックを組み合わせて、最終的に倒すことができるようになったので、今は凄い自信があります」と修正を施すことができた。

 若い寧仁太について、「手足が長くて攻撃力が凄かった」と印象を語ったが、「今は若くて強い選手を倒すことをモチベーションにしているので、加藤選手と近藤選手とやる時と同様、凄く燃えています」と、勢いある若手相手にも臨むところといった様子。「今まで僕がしてたようなポイント獲って、逃げ回るような試合はせずに、しっかり倒せるチャンピオン、会場を沸かせられるチャンピオンになりたいと思っています」と新たな目標への第一歩をこの一戦から踏み出す。
 
 対する寧仁太は2019年にデビューしたばかりの22歳。デビュー以来4戦4勝4KOというパーフェクトレコードを記録しており、K-1初出場となった3.21「K’FESTA.4 Day.2」でも実力者の海斗をKOしており勢いに乗っている若手ファイターの一人だ。元王者で32歳のベテランの山際との対戦はKrushウェルター級のトップ戦線に絡んでいくチャンスとなる。「ここで絶対に勝って、Krushのトップに行きたいと思っております」と本人のモチベーションも高く、「僕は若手だと思うんですけど、アグレッシブさを活かして、経験値を上回るような試合をしたいと思っています」と大物食いに鼻息も荒い。

「元チャンピオンの選手とできるということは、自分のレベルも上がってきたんだなって、もし勝ったらそういう自信にもなると思う」と寧仁太。「金曜日っていう平日の夜開催になるんですけど、皆さんに最高の週末を迎えさせられるように必ずKOで勝つので、応援よろしくお願いします」と、記録更新を誓っていた。

山際和希
「こんにちは。谷山ジムの山際です。去年の8月にチャンピオンになって、そこから新しく倒すスタイルに変えようと思って頑張ってきましたが、ここ2試合あんまり上手くいきませんでした。でも、ようやくしっくりきて、今凄く自信があるので試合が楽しみです。(お互いの印象は?)寧仁太選手の試合、Bigbangでも直接見たんですけど、手足が長くて攻撃力が凄かったですね。やりづらい選手かなと思います。僕の年齢的に、僕よりキャリアが上とか年齢が上の選手とやるっていうことがあんまりないので、今は若くて強い選手を倒すことをモチベーションにしているので、加藤選手と近藤選手とやる時と同様、凄く燃えています。

(タイトルを失ってからの再起戦でどういったところをアピールしたい?)再起という感じが僕の中にはなくて、一回チャンピオンを獲ったので、次は誰もが認めるチャンピオンになりたいとか、お客さんを沸かせるようなチャンピオンになりたいなというのがあるので、今まで僕がしてたようなポイント獲って、逃げ回るような試合はせずに、しっかり倒せるチャンピオン、会場を沸かせられるチャンピオンになりたいと思っています。(しっくりきたという部分は単純に練習量が足りなかったということ?)今まで僕は蹴りの選手でパンチがもの凄く苦手で、去年の春ぐらいからパンチがしっくりき始めて、僕もあんまり器用ではないので、そうすると今度はパンチパンチパンチってなってしまって、それで11月と1月の試合が雑になって落としてしまって。それでもの凄く反省して。でも、今はパンチへのこだわりがなくなったので、状況状況でパンチとキックを組み合わせて、最終的に倒すことができるようになったので、今は凄い自信があります。(ファンの皆さんへのメッセージは?)お客さんも認めるような激しい試合をして、なおかつしっかり勝ちに行きたいと思いっています。是非応援お願いします」

寧仁太・アリ
「押忍! K-1ジム総本部チームペガサスの寧仁太・アリです。今回、元チャンピオンのベテランの山際選手と試合ができるということでモチベーションも上がるし、ここで絶対に勝って、Krushのトップに行きたいと思っております。応援よろしくお願いします。(お互いの印象は?)やっぱ山際選手はベテランの域に行っていると思うし、経験値も凄いあると思うし、パンチも蹴りもなんでもできるベテラン選手の巧さがある選手なので、僕は若手だと思うんですけど、アグレッシブさを活かして、経験値を上回るような試合をしたいと思っています。(元王者との試合でどんなところをアピールしたい?)元チャンピオンの選手とできるということは、自分のレベルも上がってきたんだなって、もし勝ったらそういう自信にもなると思うので、負けないようにしっかり勝てるように練習していきたいなと思っています。(山際選手は倒せる自信があると言っているが?)僕も倒しに行くファイトスタイルなので、リングの上ではそこを出したいと思いっています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)金曜日っていう平日の夜開催になるんですけど、今回もたくさん応援に来てくれる方がいるので、皆さんに最高の週末を迎えさせられるように必ずKOで勝つので、応援よろしくお願いします」
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