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[ニュース]2021.9.26
橋本実生、鵜澤悠也との遺恨決着にも試合内容を反省「僕がバンタム級で一番強いということを証明していきます」
    
 9月25日(土)都内にて、昨日後楽園ホールで開催された「Krush.129」の一夜明け会見が行われた。
 セミファイナルで鵜澤悠也とKrushバンタム級ワンマッチで対戦した橋本実生は、2Rに2度のダウンを奪い、KOこそ逃したが約10カ月ぶりの復帰戦を判定勝利で飾ることができた。

 橋本と鵜澤は、今年5月に開催されたK-1バンタム級日本最強決定トーナメントの対戦カード発表会見での鵜澤の発言から遺恨が発生。試合当日まで激しい舌戦を展開し、因縁の一戦として話題を呼んでいた。しかし、橋本自身は試合内容に「最高のパフォーマンスができなくて申し訳ない気持ちです」と不満顔。

 公開計量後に行なわれた前日会見も体調不良のために欠席していたが「自己管理ができてなかったんで、最高のパフォーマンスができなくて全然ダメダメでした」と、勝ったにも関わらず口から出るのは反省の弁ばかりだった。

 橋本が主戦場とするK-1 JAPAN GROUPのバンタム級は、Krush王者に新鋭の壬生狼一輝が君臨し、また橋本が怪我のために欠場してしまったK-1バンタム級日本最強決定トーナメントを黒田斗真が制したりと、現在活発に動いている階級の一つだ。

 今大会でも3試合が組まれるなど注目度も高まっている中で、「昨日の試合内容では全然言える立場ではないですけど、僕がK-1バンタム級で一番強いというのを証明していきます」と、橋本もトップ戦線への浮上を狙っている。

 昨年開催された第6代Krushバンタム級王座決定トーナメントでは準優勝という結果だった。「反省を生かして次の試合は最高の最強のパフォーマンスができるように、毎日全力で必死に生きます」と、真の頂点を掴むため精進の日々を送ることを誓っていた。

橋本実生
「まずは9〜10カ月ぶりの試合で楽しみに待っていてくださったファンの皆さんと、いつも支えてくださっているスポンサーの皆さんと、コロナ禍やのに応援に来てくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。(久しぶりの試合で勝利して一夜明けての心境は?)最高のパフォーマンスができなくて申し訳ない気持ちです。

(映像で見ていたら試合の感想は?)計量の会見も体調不良という形で出られなくて、自己管理ができてなかったんで、最高のパフォーマンスができなくて全然ダメダメでした。(鵜澤選手と試合前から激しいやり取りがあったが、実際に試合をしてみて印象は変わった?)別に、特にないです。(5月のK-1のトーナメントには出れなかったが、これからどうバンタム級を盛り上げたい?)盛り上げていきたいというか、昨日の試合内容では全然言える立場ではないですけど、僕がK-1バンタム級で一番強いというのを証明していきます。

(今後の目標は?)バンタム級で一番になります。(反省が多いが逆に良かった点は?)倒す一発は見せられたかなというのはあります。(会見でもこの試合をバズらせたいと言っていたが、自分が思い描いていた以上に盛り上げられた? それとも盛り上げられなかった?)全然盛り上がってなかったっていうか、塩試合やったなっていう感じです。(その原因は何だと思う?)言い訳したくないですけど、減量もそうだし自己管理ができてなかったんで、そういうところに出たかなと思います。
(この経験を踏まえて今後は自分をどのようにしていきたい?)反省を生かして次の試合は最高の最強のパフォーマンスができるように、毎日全力で必死に生きます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)いつも応援ありがとうございます。昨日の試合は有言実行できなかったんで、次の試合までにもっともっと強くなって最高のパフォーマンスができるように仕上げるんで、今後とも応援よろしくお願いします」

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