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[ニュース]2021.10.11
「K-1 WORLD GP」12.4(土)大阪 黒田斗真vs壬生狼一輝の再戦が決定!黒田は返り討ち&圧勝宣言、心に傷を負った壬生狼の代理でグレート・ミブが会見に登場
    
 10月11日(月)都内にて、12月4日(土)エディオンアリーナ大阪で開催される「K-1 WORLD GP 2021」の第1弾カード発表記者会見が行われた。
 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント決勝の再戦が今大会で決定した。トーナメントの優勝者・黒田斗真に準優勝者の壬生狼一輝が再び挑む。今年5月に行われたK-1バンタム級日本最強決定トーナメントで黒田は1回戦の池田幸司にKO勝利、準決勝では松本日向を圧倒し2度のダウンを奪っての判定勝利と、ほぼダメージがないまま決勝に進出した。

 一方の壬生狼は1回戦で野田蒼に判定2-1の辛勝。準決勝では大村修輝と延長判定までもつれ込み、満身創痍のまま決勝へ進出。結果はダメージが残る壬生狼を黒田がわずか31秒の秒殺KOで勝利した。勝った黒田が一夜明け会見で「壬生狼選手とは万全な状態でやって完封したい」とリマッチにも意欲的な言葉を残しており、白黒をつけるダイレクトリマッチが決定した。

 会見には大仁田厚さん公認の“邪狼”革ジャンに白ふんどし姿、そして大仁田さんの化身=グレート・ニタを思わせる黒いペイントを施した壬生狼……ではなく「ワシは一輝の腹違いの兄、グレート・ミブ(※漢字表記は愚零闘壬武)。一輝は前回の敗戦で絶賛引きこもり中なので、代わりにワシが来た」とグレート・ミブが登場。

 質疑応答には壬生狼からの伝言という形でミブが受け答えに応じ「この前の試合は、名勝負数え歌の一発目じゃ。これから十番勝負はあると思うとる。だからあの負けは気にしとらん。今回もしっかり名勝負をして、ワシが勝つ。ワシがこのバンタム級を盛り上げなきゃいかんじゃろ!」と語った。

 対する黒田は「こんなに早く再戦が組まれるとは思わなかった」と、ダイレクトリマッチが決まった時の心境を明かし「前回は距離を取って狙って倒すスタイルでしたが、今回は打ち合いたい」と真っ向勝負を示唆。「盛り上げたいのはもちろん、前の試合と違った黒田斗真を見せたい」と、自身が半年の間に果たした成長に自信を見せ、前回以上に差を見せる試合にすると誓った。

 再び黒田が壬生狼をマットに沈めるか? 壬生狼がリベンジを果たすか?

壬生狼一輝
「今日は一輝の代理で来ました。みんなワシが誰が分からんと思うから、自己紹介します。ワシは一輝の腹違いの兄、グレート・ミブです。一輝は今敗戦で絶賛引きこもり中です。ただいま家に引きこもっていますが、試合までには復活させます。対戦相手の印象。一言で言えば、ブラックパンサー黒田です。今回ブラックパンサー黒田の地元大阪ということで、ブラックパンサー黒田に華をもたせたいところですが、そういうわけにはイカの……玉じゃ!以上。

(ダイレクトリマッチが決まった心境は?)この前の試合は、名勝負数え歌の一発目じゃ。これから十番勝負はあると思うとる。だからあの負けは気にしとらん。今回もしっかり名勝負をして、ワシが勝つ。ワシがこのバンタム級を盛り上げなきゃいかんじゃろ!と一輝が言っていました。

(前回の対戦から自分がどう変わったか?)そのことについては、ワシは兄じゃから知らん!それは知らんけど、ワシは生まれた時からこの顔じゃから、挑発にはなるじゃろ?(今回はワンマッチで同条件だが、どんな結果を見せたい?)前回ワシは31秒で負けとるから、今回は2R・3Rいって、ワシが勝つ。とりあえず勝つ。それが目標じゃ!と一輝が言っていました。

(相手は打ち合いをしたいと言っているが)相手が打ち合いできたらワシも打ち合いで行くし、相手がテクニック合戦できたらワシもテクニック合戦でいく。そういうことじゃ!と一輝が言っていました」

黒田斗真
「5月30日のトーナメント以来、約半年ぶりの試合になります。いろんな団体があると思うんですけど、その中でも53kgはK-1の黒田斗真が一番強いことを証明したいと思います。(ダイレクトリマッチが決まった心境は?)こんな早くに再戦が組まれるとは思ってなくてびっくりはしたんですけど、この半年で壬生狼選手も僕も強くなっていると思うので、油断する気も無いので、精一杯作っていきたいと思います。

(試合したことも踏まえて印象は?)パンチも蹴りもできてバランスが取れた選手だなと言うのはあります。会見では面白い選手ですけど、全部オイシイところは僕がもらおうかなと思います。(前回の対戦から自分がどう変わったか?)前の試合は距離をとって倒す、狙って倒すスタイルだったんですけど、今回は打ち合いたいなと思っているので、打ち合いを練習しています。

(今回はワンマッチで同条件だが、どんな結果を見せたい?)前の試合は早く終わっちゃいすぎて印象もないので、ちょっとは長く戦いたいなと思います。その中で倒し切れたらと思います。(トーナメント優勝後に地元での試合となったが?)率直に地元で試合をできるのはうれしいです。地元の試合が2〜3年振りで、K-1大阪大会のプレリミナリーファイトに出たのは引き分けだったので、今回はしっかり倒して。僕の中では(K-1大阪への)リベンジマッチかなと思います。(今回は打ち合いを見せたいと言ったが、その理由は?)盛り上げたいのはもちろん、前の試合と違った黒田斗真を見せたいと思います」
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