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[ニュース]2021.12.4
「K-1 WORLD GP」12.4(土)大阪 石井慧がRUIをKO宣言!レオナ・ペタスはマキ・チャーチャイを圧勝予告「サクッと勝たせてもらう」大和哲也vs大野祐志郎はKO決着を約束、才賀紀左衛門「ぶっ飛ばしたい気持ちがだんだん出てきた」vs玖村修平「ヘラヘラぬるい感じで来られても盛り上がらない」
    
 12月3日(金)、大阪府内で開催を明日に控えた「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ〜」エディオンアリーナ大阪大会の公開計量と前日記者会見が行なわれた。
 第12試合でK-1スーパー・ヘビー級スーパーファイトで対戦するのは石井慧とRUI。計量では石井が110.65kgに対して、普段はクルーザー級で戦うRUIは89.9kgと体重差が約20kg以上あることが判明した。体重でRUIを大きく上回り、これがK-1の第2戦目となる石井は「明日はKO勝ち目指して頑張りたいと思います」とKO宣言。KOするパターンも準備しているようだが、「ここでは言えないんで明日を楽しみにしていてください」と不敵な笑みを浮かべていた。

 この柔道金メダリストをK-1を代表して迎撃することになったRUIは石井との試合に備えて体重の増量も考えたという。しかし、「増やしたら増やしたで全く自分の動きが出来ないというか練習に支障も出るようになって。実際に90kg近いほうが自分のベストパフォーマンスは出来るなと確信していますし、無理に上げなくてもいいかなと思いました」と、食事の改善で作り上げた適正体重の体でスーパー・ヘビー級の試合に挑戦する。「体重差は約20kgあるんですけど、昔のK-1はそれでもバチバチ倒し合いをしてテレビの中で戦ってましたし、明日はそんな重量級らしいK-1を石井選手と体現したいと思っています。石井選手となら体現できると考えています」と、旧K-1のド迫力ファイトの再現を狙う。

 第11試合ではレオナ・ペタスが3月の「K’FESTA.4 Day.2」日本武道館大会での武尊との激闘以来、久々にK-1のリングに登場。-61.5kg契約スーパーファイトでマキ・チャーチャイと対戦する。レオナは「ここは普通にサクッと勝たせてもらって、僕もやりたい相手がいるって言っているので、それをちょっと言いたいと思っているので、全然本当に通過させてもらおうと思っています」とコメント。目標とするところに到達するべく、復帰戦で圧倒することを宣言した。

 一方のマキはこれがK-1初参戦。K-1トップファイターのレオナとの対戦に「戦えて大変嬉しいです。と同時に、とても緊張しています」と謙虚に語っていたが、「明日は楽しい試合を見せて勝ちます」と、勝ちを譲る気はさらさらないようだった。

 第10試合は大和哲也と大野祐志郎がK-1スーパー・ライト級スーパーファイトで対戦。これが約1年ぶりのK-1参戦となる大和は、「いいトレーニングを積めたので明日は最高の大和哲也を発揮できると思うので見届けてください」と、2年以上遠ざかっている勝ち星を目指す。大野からは再三に渡って「憧れの人」と言われていたが、「大野選手も敬意を持って倒しにくると思うので、僕もしっかりと敬意を持って倒しに行きたいと思います」と、リスペクトし合う者同士の倒し合いを誓った。

 対する大野は今回がK-1初参戦。かねてより憧れの人と語っていた大和との対戦に、「大和選手を追いかけてこのK-1の舞台に登ってきました。その何万時間という時間をリングの上で体現したいと思います」と、格闘技人生の一つの集大成を見せることに執念を燃やす。「ぶっ倒しに来てほしいですし、ぶっ倒しに行きます」と、憧れの人との倒し合いに気持ちを高ぶらせていた。

 第9試合では大阪を地元とする才賀紀左衛門と玖村修平の二人がK-1フェザー級スーパーファイトで激突する。昨年K-1に電撃復帰したものの、これが1年ぶりの試合となる才賀は、試合前はあまりモチベーションも高まっていなかったようだが、いざ計量と会見で修平と向き合い心境も変化。「今日久しぶりに昔の若かった時みたいにぶっ飛ばしたいなっていう気持ちがだんだん出てきて、自分でも楽しみですね」と、決戦直前になってスイッチが入ったようだ。

 一方、5月のK-1横浜武道館大会で現フェザー級王者の椿原龍矢にノンタイトル戦で敗れ、トップ戦線への再浮上を目指す玖村は「ついに来たかっていう感じで、僕も凄い楽しみなんで盛り上げられるように頑張ります」と、気合いは十分。才賀の「ぶっ飛ばしたいなっていう気持ちがだんだん出てきた」というコメントを聞くと、「ヘラヘラぬるい感じで来られても盛り上がんないで、面白くなるかなと思っています」と、地元の大先輩であり旧K-1でも活躍していたベテランとの試合が待ち遠しそうな様子だった。

RUI
「たくさんの人に支えられて、応援されてここまで準備してきました。明日は土俵は違えど世界を獲った石井慧選手、ここまで積み上げてきたものを全力でぶつけたいと思います。(過去一番のビッグネームで体重差も気になるが、それも踏まえて石井選手の印象やどんな試合展開を予想している?)やっぱりデカいなと思いましたね。僕もオファーをいただいた時は体重を上げて挑戦しようと思ってました。でも(体重を)増やしたら増やしたで全く自分の動きが出来ないというか練習に支障も出るようになって、そういう中で応援していただている方と食事の改善をしました。

 アレルギー検査もして、自分にいいもの、好きだけど実は自分の体に合わなかったものだったりを、いろいろ知ることが出来て、食の改善をして、今日体が出来上がった次第です。実際に調べてみないと分からないことばかりで、それでもたくさんの方、たくさんの人に支えられていることでそういった準備が整いました。体重差は約20kgあるんですけど、昔のK-1はそれでもバチバチ倒し合いをしてテレビの中で戦ってましたし、明日はそんな重量級らしいK-1を石井選手と体現したいと思っています。石井選手となら体現できると考えています。(体重はどこまで上げるつもりだった?)自分の気持ち的に100kgに近づけたかったですね。でも、全然上がらなくて、増えなくて、増えたなと思ったら一晩寝たらすぐに落ちてしまって。実際に90kg近いほうが自分のベストパフォーマンスは出来るなと確信していますし、無理に上げなくてもいいかなと思いました」

石井慧
「明日はKO勝ち目指して頑張りたいと思います。(計量を終えた心境は?)リラックスして、明日楽しみです。(RUIの言葉を受けてどう思う?)特にないですけど、明日、お互い頑張りましょうっていう感じですかね。(KOを目標に倒すイメージ、パターンは準備している?)それはゲームプランみたいな感じですか? ここでは言えないんで明日を楽しみにしていてください」

マキ・チャーチャイ
「明日は全力で戦います。よろしくお願いします。(K-1トップと戦う意気込みは?)戦えて大変嬉しい。と同時に、とても緊張している。明日は楽しい試合を見せて勝つ。よろしくお願いします」

レオナ・ペタス
「レオナ・ぺタスです。明日はお楽しみに。(武尊戦後の復帰戦で注目が集まってるが、どんな試合をしたい?)前回KO負けしておて、復帰戦ということでマキ・チャーチャイ選手は強いのかもしれないですけど、ここは普通にサクッと勝たせてもらって、僕もやりたい相手がいるって言っているので、それをちょっと言いたいと思っているので、全然本当に通過させてもらおうと思っています」

大野祐志郎
「盛り上げようとしなくても僕と大和選手の試合は盛り上がると思います。大和選手を追いかけて、このK-1の舞台までのぼってきました。その何万時間という時間をリングの上で体現したいと思います。応援お願いします。(お互いリスペクトを持っているイメージがあるが、計量で向き合ってみて、改めてどんな試合をしたと思った?)分かりやすく決着をつけられればなというところはお互いに思っているところだと思うんですけど、その一言ですね。ぶっ倒しに来てほしいですし、ぶっ倒しに行きます」

大和哲也
「愛を知る県、愛知県の大和哲也です。いよいよ明日だなという感じがしてます。いいトレーニングを積めたので明日は最高の大和哲也を発揮できると思うので見届けてください。(お互いリスペクトを持っているイメージがあるが、計量で向き合ってみて、改めてどんな試合をしたと思った?)本当に自分に憧れを持ってましたという選手と試合が出来るということは嬉しく感じますし、光栄なことだと思いますし、大野選手も敬意を持って倒しにくると思うので、僕もしっかりと敬意を持って倒しに行きたいと思います」

才賀紀左衛門
「こんにちは、才賀紀左衛門です。なんか久しぶりに試合するっていうのであんまりモチベーションもバー!って(上がる)「感じじゃなかったんですけど、今日、計量して、相手の顔を見たらだんだんぶっ飛ばしたくなってきたんで、明日はしっかり倒しに行きます。(K-1に復帰してからまだ不完全燃焼だが、今回の試合は?)不完全燃焼っていうか、この間の試合は俺っていうか相手の問題だと思っているんであんまり気にしてなくて、今回はしっかり納得行くような戦い方が自分が出来たらなと思っています。あんまりモチベーション的に『ああ試合か…』って感じだったんですけど、今日久しぶりに昔の若かった時みたいにぶっ飛ばしたいなっていう気持ちがだんだん出てきて、自分でも楽しみですね」

玖村修平
「ついに来たかっていう感じで、僕も凄い楽しみなんで盛り上げられるように頑張ります。(紀左衛門のコメントを聞いてどう思う?)ヘラヘラぬるい感じで来られても盛り上がんないで、面白くなるかなと思っています」

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