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[ニュース]2016.4.29
6・24代々木 -55kg王者・武尊と小澤海斗が一触即発の睨み合い!「ムカついたからぶっ飛ばす」(武尊)VS「首を洗って待っとけよ」(小澤)
    

 4月29日(金・祝) 東京・飯田橋にあるホテルメトロポリタンエドモントにて記者会見が行われ、6月24日(金)国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 〜-65kg世界最強決定トーナメント〜」のスーパーファイトが発表された。
 超危険な日本人対決が実現だ。-55kg王者・武尊と第2代Krush-58kg王者・小澤海斗による一戦だ。今年2月のKrush後楽園大会で、かつて武尊も巻いていたKrush-58kgのベルトを手にした小澤。以前から武尊との対戦を希望しており、K-1参戦で念願の相手と戦うことが決まったことになる。

 両者が並んでの記者会見では、小澤がいきなり「K-1にかちこみにきた小澤海斗です。武尊、チヤホヤされて浮かれてんじゃねえぞ? みんなそろそろ武尊が負けるところ見たいでしょ。俺がブッ飛ばしてやるんで、首を洗って待っとけよ」と宣戦布告。

 これを聞いた武尊も見る見るうちに表情が変わり「こういう相手にリスペクトがないやつは大嫌いなんで、俺が持っていたKrushのベルトを巻いている選手ですけど、ぶっ飛ばします」と言い放った。

 すると小澤もすぐにマイクを握り「ごちゃごちゃ言うなよ。Krushのベルトは俺のベルトだよ」と突っぱね、武尊が肩にかけて持ってきたK-1のベルトを見やり「そのベルトもいずれ俺のもんだよ。今ここでやってもいいんだぞ」と挑発的に語った。

 続く質疑応答も物々しい雰囲気の中で進み、それぞれファイターとしての印象について質問が上がっても、両者は吐き捨てるように「アグレッシブ」(小澤)、「アグレッシブ。それだけ」(武尊)と一言。

 その後も小澤は「前の僕は猫かぶってたんですよね。俺、謙虚とか合わないんですよ。言葉も悪いし、性格も悪いし。本当は僕とか言いたくないです。俺様っす。武尊より勝っているもの? そんなもん全部勝ってます」と挑発的な態度・コメントを止める気配は一切なし。


 これには武尊も「見ている人は分かると思うけど、全くレベルが違うんで。チャンピオンになってこういうことは言いたくなかったけど、めっちゃムカついてます。人気者がどうだとか嫉妬してるけど、こっちは覚悟を持ってやってきたんで。まず覚悟が違うんで、それを試合で見せてやります」と怒りを露わにする。

 しかし小澤は「覚悟なんて当たり前。これは俺が成り上がるための試合だから」とさらに語気を強め、武尊は司会者に対して「もういいでしょ?」と一方的に会見を切り上げた。

 会見後の写真撮影で武尊と小澤は額をつけて睨み合うと、乱闘寸前にまで発展。スタッフが必死に両者を分け、武尊はそのまま会見場をあとにし、小澤が一人で撮影に応じた。超危険な雰囲気を漂わせる両者によるスーパーファイト。まさに史上最大の遺恨マッチだ。
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