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[ニュース]2022.1.29
近藤魁成、10カ月ぶりの復帰戦でアラン・ソアレスを40秒KO!スーパー・ライト級での戦いに手応えあり「65kgは自分の力を出していける階級だと思った」
    
 1月29日(土)、昨日開催された「Krush.133」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。
 セミファイナルでは近藤魁成が-66.5kg契約のワンマッチでアラン・ソアレスと対戦。1R開始早々に前に出てくるソアレスに左ヒザを突き刺すと、続けて左右のヒザを炸裂させてわずか40秒でKO勝利。約10カ月ぶりの復帰戦を見事なKO勝利で飾った。

 右手の負傷により試合から遠ざかっていた近藤だったが、ウェルター級からスーパー・ライト級への転向を見据えての初戦で最高の結果を出した。「昨日は66.5kg契約だったんですけど、体的にも合っているなと思ったんで、自分の力を出していける階級だなって思いました」と、試合の中で改めて新たな階級での戦いに手応えを掴めたという。

 休んでいる期間は右手が使えない状況だったこともあり、様々な技の練習にトライ。ソアレスをKOした左右のヒザ蹴りも「バランスを意識して練習してきたので、どっちかに頼るというよりかは、何でも出来るような練習をしてきたんで、それが出せたかなと思いますね」と、その成果が出た形だ。

 スーパー・ライト級は-65kgのため、今回の試合の契約体重よりもさらに1kg以上の減量が必要になるが、「水抜きが今回なかったので水抜きすれば全然問題ないし、体重も全然大丈夫なので楽しみです」と、問題がないことを強調。スーパー・ライト級もたくさんの強豪がひしめいている階級だが、「自分は結構前に行く選手だと自分で思うんで、噛み合う選手であればやってみたいなと思います」と、今後の戦いを楽しみにしている様子だ。

 とはいえ、「いずれかは絶対に獲るつもりでいるんですけど、一つずつ一個一個登っていきたいんで、期間とかは考えてないです」と、Krushのベルト奪取に対して焦る気持ちは現時点ではない。会見の最後には、「まだ自分の100%を出しきれてないんで、次も楽しみにしていてください」と、次の試合でのさらなる進化を予告。新たな戦場で完全復活を果たし、王者への階段を一歩ずつ上がっていく。

近藤魁成
「10カ月ぶりの試合だったんですけど、KOで勝ててホッとしています。(短かい試合だったが、練習やアップも含めて66.5kgで動いたみた感想は?)昨日は66.5kg契約だったんですけど、体的にも合っているなと思ったんで、自分の力を出していける階級だなって思いました。(ヒザで倒したが、休んでいる間に使えるようになった技?)今回に向けて練習もしてたんですけど、右手が使えない状況だったんで、それ以外のヒザ蹴りだったりいろんな練習をしてきました。

(スーパー・ライト級はいろんな選手がいるが戦ってみたい相手は?)自分は結構前に行く選手だと自分で思うんで、噛み合う選手であればやってみたいなと思います。(Krushのベルトをいつくらいには挑戦したい?)いずれかは絶対に獲るつもりでいるんですけど、一つずつ一個一個登っていきたいんで、期間とかは考えてないです。

(KOタイムが安保瑠輝也選手のKOタイムに非常に近かったが意識はしていた?)でも、安保はトーナメントで、トーナメントは2回ダウンしたら終わりじゃないですか? 僕はしっかり倒したんで、まあ普通に僕の勝ちっすね(笑)。(ヒザ蹴りが左右均等に出ていたが、難しいと思うがどうやって練習していた?)バランスを意識して練習してきたので、どっちかに頼るというよりかは、何でも出来るような練習をしてきたんで、それが出せたかなと思いますね。

(以前外国人選手と試合をした時に、もっと外国人選手と試合をして経験値を積みたいと言っていたが、これからもその意向は変わらない?)今回も外国人の選手とやらせてもらって、凄い圧力とかの経験も出来たんで、これからも外国人の選手ともやっていきたいです。(スーパー・ライト級は今回の試合の体重よりもあと1kgの減量が必要だが、その1kgはどのように影響すると考えている?)水抜きが今回なかったので水抜きすれば全然問題ないし、体重も全然大丈夫なので楽しみです。

(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。まだ自分の100%を出しきれてないんで、次も楽しみにしていてください。頑張ります。ありがとうございました」
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